異例の超短期決戦となった衆院選が、2月8日に投開票を迎えた。結果は自民党が単独で310議席超を獲得して大勝。1つの政党が単独で3分の2の議席を獲得したのは、戦後初のケースだ。
自民党の歴史的な圧勝に諸外国も反応
一方、対抗馬の中道改革連合は公示前の167から118議席を減らし、49議席と惨敗。この結果を受けて、野田佳彦共同代表は辞任を表明している。
「中道惨敗の中で興味深いのは、大物政治家と呼ばれる人たちが次々と落選したことです。まずは中道で共同幹事長を務める安住淳氏が、元タレントで自民党所属の森下千里氏に敗れました。また、民主党政権下で副総理や外相を歴任した岡田克也氏、立憲民主党元代表の枝野幸男氏や元民主党代表の小沢一郎氏なども議席を失っています。まさに、“ひとつの時代が終わった”といった結果になりました」(政治評論家)
自民党は、比例代表でも大量の票を獲得。しかし、比例名簿に登録した候補者が足りず、なんと計14議席を他党へ譲ることに。歴史的な圧勝に、諸外国からも注目が集まっている。
アメリカのベッセント財務長官は、今回の結果に「日本が強ければ、アジアでアメリカも強くなる」とコメント。同国のブルームバーグ通信も“日本の株価が上昇を継続する可能性”を報じている。一方、中国のメディアは第二次高市政権発足で日本が軍事強化をおこなうであろうことに言及。韓国のメディアも「日本は太平洋戦争終戦80年余りで事実上“戦争可能国家”に進むことになるとみられる」と伝えた。
反高市派の“抵抗勢力”まで続々と当選
イタリアのメローニ首相はSNSで、《親愛なる友人サナエ、そして新しい日本の国会の皆さまのご健闘をお祈りします》と祝意を表明。カナダのカーニー首相もX(旧ツイッター)で《圧倒的な勝利、おめでとうございます》と祝福している。しかし……。
「これで高市政権が盤石かと言えば、そうではありません。気になるのは、党内で高市政権の主流から外され、当選が見込めないはずだった“抵抗勢力”たちです。今回は自民党の勢いが強すぎたため、彼らも続々と当選。比例四国ブロックの単独10位に記され、絶望視されていた石破茂氏の側近・村上誠一郎氏までもが当選しました」(前出・政治評論家)
この状況にSNSは騒然。「反高市のはずが高市さんのおかげで当選……」「マジでこんなことあるんだ」「落とすべき議員も当選してしまった。圧勝の弊害だな」といった意見が寄せられている。
また、連立を組む日本維新の会が公約に掲げる“議員定数削減”について、橋下徹氏は選挙特番で「比例復活を果たす“ゾンビ議員”が維新から続出する」と指摘。彼らをどうするのか尋ねられた吉村洋文代表が、言葉を濁す場面も見られたが――。
世間からは、「これだけ圧勝したんだから、議員削減なんてやるわけない」「小選挙区で選ばれなかった議員が比例で復活できるシステムがおかしい」「反高市派で当選した人たちが、今後どう動くのかが気になるね」「比例復活の議員に背中から撃たれなきゃいいけど」「単独で大勝した自民に、維新は今後何も言えなくなるんじゃない?」と、さまざまな反響が巻き起こっている。
これから高市政権はどう日本を変えていくのか。勝負はここからだ。
