ミラノ・コルティナ五輪の開会式で行進する日本代表選手団(代表撮影)

 2月6日(日本時間7日未明)に開会式がおこなわれた、ミラノ・コルティナ冬季五輪。史上初となる2つの聖火台や4会場での開催など、新たな取り組みで魅せた祭典が話題になっている。

各国のウェアはさながらファッションショー

 入場の順番は開催国・イタリア語のアルファベット順で、「GIAPPONE」表記の日本は34番目に登場。アシックス製の真っ赤なウェアに身を包み、笑顔を見せた。選手たちは日本国旗とともにイタリア国旗を手に行進し、イタリアのメディア『Sky sport』は「これがジャッポーネだ」と驚きをもってレポート。開催国に敬意を表した日本選手団を称賛した。

 入場シーンでは、各国選手団の華やかで個性的な衣装も見もの。ファッションの本場らしくイタリアメディアも大いに注目しており、イギリス代表のスカーフを「目を引くアイテム」と紹介したほか、モンゴルのウェアを「美しさと優雅さで人々を魅了。まさにスタイリッシュでスペクタクル」と絶賛している。

「各国の公式ウェアは、名だたる著名ブランドが担当しています。地元イタリアは、昨年91歳で逝去したジョルジオ・アルマーニの『エンポリオ アルマーニ』のスポーツラインでした。米国は『ラルフローレン』、英国はカジュアルブランド『ベン・シャーマン』、カナダはアスレチックウェア『ルルレモン』と、各国力を入れており、さながらファッションショーのようです」(スポーツ誌ライター)

 高級ダウンで有名な「モンクレール」も先導スタッフに衣装を提供し、ひときわ目立つ銀色のコートを披露。また、約2万人以上とも言われるボランティア、組織委員会のスタッフなど、大会を支えるすべてのクルーがまとう公式ユニフォームはフランスの「サロモン」が担当している。

スウェーデンは「ユニクロ」で登場

 そんななか、日本の視聴者たちから特に注目を集めたのがスウェーデン代表だった。国旗をモチーフにした濃紺と黄色のシンプルなウェアの胸元に、見覚えのある赤いロゴマークが。日本人におなじみのブランド「ユニクロ」が手がけていたのだ。

「ユニクロが同選手団へ公式ウェアを提供するのは、実は東京、北京、パリに続き4大会連続です。2018年、ユニクロがスウェーデンの首都・ストックホルムに1号店をオープンした際に、スウェーデン・オリンピック委員会からユニクロへとパートナーシップの提案があったそうです」(前出・スポーツ誌ライター)

ユニクロが手がける、ミラノ・コルティナ五輪でのスウェーデン代表の公式ウェア(ユニクロの公式サイトより)

 思わぬブランドの登場に、ネット上では「日本のユニクロを採用してくれるなんて嬉しい」「なんでユニクロ!?めっちゃいいじゃん!おしゃれ」「五輪でユニクロロゴが目立ってる!日本のセンスが世界に広まるの、なんかエモい」「日本の企業がオリンピックと言う世界の祭典で国の公式ウエアーで採用されるのは日本の誇りだと思う」「ユニクロのスウェーデンのウェアは、イタリアのアルマーニのウェアに負けてないと思う」など、喜びの声があがっている。

 なお、ベルギー代表の衣装は、1970年代のスーパー戦隊シリーズ『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場する“キレンジャー”にそっくりだと話題に。ウズベキスタン代表のウェアもファミリーマートの配色だとネット上を騒がせた。競技以前にも、五輪は何かと私たちを楽しませてくれるようだ。