岡山県・水島臨海鉄道を走るキハ37形 撮影/編集部

 2月5日にXで投稿された、水島臨海鉄道を走る列車が注目を集めている。

《キハ30形のドアが殺人レベルで草》

日本で1両しか現存しないレア列車

 添えられた動画には、一度バウンドして激しく閉まる『キハ30形』のドアの様子が。

《外吊りドアの殺傷能力について》
《これが首都圏で導入されたら、満員電車なのに駆け込み勢が減るのではないだろうか(ケガになるからだめかぁ)》

 と、駆け込み防止に役立つのでは? と声も。

『キハ30形』は国鉄時代の1961~1966年に製造された車両で、車体外側に備えた“外吊りドア”が特徴です。一般的な通勤形車両に使われている戸袋付きのドアにすると、車体の強度不足になってしまう問題が。逆に戸袋付き扉にするために補強すると、車体重量が増えてしまう。そこで採用されたのが、簡素な外吊りドアです。かつては千葉県内のJR久留里線で走っていましたが、現在は水島臨海鉄道が譲り受けた1両のみしか走っていません」(トラベルライター)

 水島臨海鉄道は岡山県の倉敷市駅から三菱自工駅まで、石油・鉄鋼・自動車の巨大工場群を走る路線。路線には全国的に知られた観光地はないだけに、通勤で利用する人や鉄道マニア以外には知名度はそう高くないだろう。

『キハ30形』は現在、平日の朝・夕の通学・通勤ラッシュの1往復しか運行していません。乗り慣れている地元の方以外であれば、“外吊りドア”ということを把握している鉄道ファンしか利用しないと思うので、実際に危険な目にあう人はいないのでは(笑)」(同・トラベルライター)

 SNSで話題になった『キハ30形』に対して「危ない」という声などはこれまであったか? と問い合わせたものの、

取材につきましてはコメントを差し控えさえていただきます

 キハ30形を含めた旧国鉄車両の運行時間は、公式ホームページの時刻表で確認できる。地元民の大事な移動手段だけに『キハ30形』の撮影や乗車する際は、周囲に配慮した上で常識の範囲内で楽しもう。