写真左から浜辺美波、目黒蓮

 浜辺美波と目黒蓮がW主演を務める映画『ほどなく、お別れです』が2月6日に公開された。週末3日間の動員数は45万4100人。興行収入は6億3900万円を記録し、初登場1位の好発進となった。

『国宝』に近いクチコミの広がり方

 長月天音氏の同名のベストセラー小説が原作。“亡くなった人の声を聴くことができる”浜辺演じるヒロインと、彼女の力に気づいた目黒演じる葬式プランナーの運命の出会いがきっかけで「最高の葬儀」を目指す……という、ヒューマンストーリーだ。

公開から3日間限定で“オリジナルフィルム風しおり”の入場特典があったため、目黒さんのファンが劇場に足を運んだ影響も大きいと思いますが、日を追うごとにクチコミサイトやSNSで“泣ける”と話題になっています。劇場ではシルバー世代の姿も目立ちましたね」(映画ライター、以下同)

 公開に合わせて葬儀会社の「あんしん祭典」が、59ヶ所のあんしん祭典関連ホールにて同映画のパネル展を開催することを発表したものの、葬儀会場でのイベント開催に批判が殺到。急きょ中止するなど、トラブルもあった。

『あんしん祭典』による映画『ほどなく、お別れです』のパネル展告知(公式Xより)

パネル展の炎上により、同映画の興行収入にも影響が出るのでは……と心配されていましたが、杞憂に終わりましたね。夏木マリさんや永作博美さんなど、脇を固める俳優陣も実力者が揃ったことに加えて、登場する家族のエピソードごとに泣ける王道なストーリーが受け、公開1週間で10億円を突破しそうな勢いです。最終的には興行収入50億も十分狙えますよ

 ディズニープラスで大ヒットした『SHOGUN 将軍』シーズン2の撮影のため、今年1月から日本を離れている目黒。撮影期間は不明だが、シーズン1の撮影期間が約10か月だったことから、目黒も日本での活動を1年近くセーブすることになるのでは? と噂されている。

『ほどなく、お別れです』のクチコミでの広がり方は、社会現象となった『国宝』に近いものを感じるのでロングランヒットが期待されます。またGWには、人気漫画原作の『SAKAMOTO DAYS』も公開されますからね。日本不在を感じさせないほど、映画界で目黒さんの存在感が今まで以上に強まる1年になりそうです

 興行収入10億円がヒットの目安となっている邦画界で、昨年公開された『劇場版 トリリオンゲーム』は20億円。2023年公開の『わたしの幸せな結婚』は28億円を記録するなど、“主演作品にハズレなし”と言われている目黒

 アイドルとしてだけでなく、映画スターとしても不動の地位を築きそうだ。