村木汀議員(公式Xより)

 2月8日に投開票が行われた衆議院議員選挙では自民党が316議席を獲得する圧勝を見せたが、その中でフレッシュな新人議員も誕生した。

25歳で当選、村木汀議員

高市早苗人気で形勢逆転の自民党

「衆議院議員選挙に出馬できる被選挙権は25歳以上ですが、比例北海道ブロックで25歳の村木汀(むらき・なぎさ)さんが初当選を果たしました。村木さんは比例単独の出馬で名簿の記載順位は14位でした。本来ならば当選の可能性は低いですが、今回の選挙では名簿に記載された15人全員が当選しています。村木さんは当選時は25歳でしたが、2月14日に26歳の誕生日をむかえています」(スポーツ紙記者)

 ネット上では、

《とうとう「2000年代生まれの国会議員誕生」。そこに意味がある思う》

《最年少議員、女性、それだけで貴重だと思います。チャンスを活かして新風を起こしてください》

 といった期待の声が聞かれる。

 だが新人議員である彼女に待ち受けているのは厳しい道だと語るのは政治ジャーナリストだ。

「国会議員は年収2000万円以上とも言われますが、とにかくお金がかかります。村木さんは、東京と北海道の二拠点生活が始まるものと見られますが両方での生活費や、私設秘書の給与など支払いも多い。国会議員は収入も多いですが、手元にお金がほとんど残らないのが実情なのです。さらに若い女性議員ということで、先輩議員からやっかみなどを受ける可能性もありますね」

26歳で当選し話題となった杉村太蔵

 年少議員は何かと注目を集めがちだ。2005年に小泉純一郎首相が行った郵政解散選挙では杉村太蔵が26歳で当選し話題となる。この時、杉村の順位は南関東ブロック比例単独35位だった。

「杉村さんは『早く料亭に行ってみたい』『念願のBMWが買える』などと奔放な発言を繰り返し、マスコミの注目を集めるも批判が殺到。評判を下げ、小選挙区での公認が得られず1期で国会を去ります。その後はタレントしてブレークを果たし、投資家として得た資産は数十億円とも言われますね」(前出・同)

 杉村のように転身が成功したケースもあれば、沈んでしまった人もいる。

「原陽子さんは2000年の衆議院議員選挙に社民党から出馬し、小選挙区では落選しますが比例の南関東ブロックで復活し、25歳での最年少当選が話題となります。ショートヘア姿は『社民党の広末涼子』とも呼ばれました。

 2003年の選挙では落選し、2004年に民主党静岡県連の推薦で静岡県議会議員選挙の補選に出馬するも落選し、現在は政治活動から身を引いているようです。このように選挙に落ちれば“ただの人”となってしまう場合も少なくありません」(前出・同)

 村木議員がどのような道をたどるのかはわからないが、永田町に染まりきらないフレッシュな活躍に期待したいところだ。