嵐・二宮和也

 WBC大会連覇に向けて、2月14日からサンマリン宮崎での事前合宿に臨んでいる野球日本代表「侍ジャパン」。2日目となる15日、主役の選手らと同等、いや、それ以上の大歓声で迎えられたのが嵐・二宮和也(42)だったーー。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)をはじめ、9人の日本人メジャーリーガーも出場する『ワールド・ベースボール・クラシック2026』。過去最強とも呼び声高い侍ジャパンだが、本大会を視聴するには独占放映権を保有する『Netflix』加入が必須となる。

 そのネットフリックスが、大会と中継を盛り上げるために起用したのが「ワールドベースボールクラシックアンバサダー」の渡辺謙。そして「スペシャルサポーター」に就任した二宮だ。

「2023年大会まで地上波中継されていたWBCで、“侍ジャパン公認サポートキャプテン”としてチームに帯同したのが元SMAP・中居正広さん(53)でした。中継でもたびたび、独自のベンチ裏リポートを届けては視聴者を楽しませていましたが、その役割を二宮さんが引き継ぐものと見られます。

 ただ芸能界イチの野球好きと知られた前者に対し、二宮さんは一般的に野球イメージの認知が低いのも事実。ただでさえ“スポーツ中継にタレント不要”とする視聴者も多いだけに、就任当初より“スペシャルサポーター”に疑問の声も上がっています」(スポーツ紙・野球担当記者)

中居いなくなったのに次は二宮か

 たしかにスペシャルサポーターの発表後、《芸能人は関わらないでほしい》《中居いなくなったのに次は二宮か》《ニワカのにおいプンプン》などと、Xではネガティブな投稿が目立っている。その一方で、

《スペシャルサポーターのおかげでWBCがとっても楽しみになってきたよ 家族みんなで盛り上がる!》
《Netflixしか今回WBC見れないからなぁと。少しだけ契約しようかと思ってたところにこれ。。まさに契約しないとかしら》

 二宮起用を機にWBCを視聴しよう、ネットフリックス契約を決める視聴者、ユーザーも一定数増えているようだ。

2023年のWBCで、“迷子”になった高橋宏人投手をいじった二宮和也(公式Xより)

 ネットマーケティングに詳しい広告代理店営業担当者の話。

「今回、WBC視聴が初めてサブスクリプションになることで、世帯視聴率で軒並み40%台を叩き出した前回大会のように、全世代の視聴者層を取り込んで盛り上がるというよりも限られた有料契約者、熱心な野球ファンだけの娯楽に成り下がることが懸念されています。

 そこで幅広いファン層を持つ国民的アイドルに白羽の矢がたった。“ニノが出るなら”と契約に前向きになる主婦層もいるでしょうし、結果、ライト層を取り込むことでWBC を通じて野球に興味を持つ子どもが増えるのであれば、これからの野球界にもプラスになると思います」

 そして二宮だが、決して“にわか”とは言い切れないのだ。

 小学生時代には学童野球チームにも所属し、将来の夢は例に漏れず「野球選手」だった二宮。2025年8月には、千葉ロッテマリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合で始球式に臨み、東京ドームのマウンドから見事なサウスポー投球を披露している。

 WBC2023での侍ジャパンの快進撃も、テレビで連日の熱戦を見守ったようだ。自身のXで投稿した【迷子の高橋君最高だったな。】とのポストもバズった。

二宮と侍メンバーとの“縁”

 メキシコとの準決勝が行われた2023年3月20日のマイアミ、先発の佐々木朗希投手(24、ドジャース)に打球が直撃したことで急きょブルペン入りを命じられたのが、チーム最年少でベンチ入りしていた中日ドラゴンズ・高橋宏人投手(23)。

 ところが外野のブルペンへ向かったものの扉が開かず、勝手がわからない右腕はオロオロ。その後、スタッフのお迎えで無事にブルペン入りできたのだが、この高橋投手の“迷子”シーンの一部始終が中継に乗ってしまい、二宮も思わず反応したわけだ。しかし、この“縁”はこれだけに終わらない。

 前出の野球担当記者が“その後”を明かす。

「優勝後にシャンパンファイトで祝杯をあげた侍ジャパンですが、高橋投手は輪の中に入れずに遠巻きから水を飲むしかなかった。アメリカでの飲酒は21歳からで、当時の彼は20歳だったんですね。これを知った二宮さんは、侍ジャパンメンバーが帰国した後に高橋投手宛てで中日球団にシャンパンを贈ったのです。

 すると翌4月の初登板時に高橋投手が自身の登場曲として選んだのが、二宮さんが歌う『それはやっぱり君でした』。おそらくはシャンパンのお礼だったのでしょう。高橋投手も“いろんな縁を感じたので、何かでつながれたら”と話しています」

 冒頭の宮崎キャンプ。ブルペンで投球練習に打ち込む投手陣を真剣な眼差しで見守った二宮。その視線の先にいたのは前大会よりも、大きく成長した高橋投手だった。