2月15日に配信されたネットメディア『ファイナンシャルフィールド』の《奮発して「東京-宇都宮」の在来線に“グリーン券”を購入したのに、満席で座れずガッカリ…追加の「1500円分」を返金してもらい、普通車に移ることはできますか? 満席時の対処法を解説》という記事が話題になっている。
グリーンアテンダント不在のときの払い戻し方法は
払い戻しする際の注意点などが紹介されているが、コメント欄では「グリーンアテンドが不在の時はどうすればいいのか?」など、新たな疑問も。そこで、グリーン車が連結している在来線を多数運行しているJR東日本に見解を聞いた。
グリーン券を購入したものの満席だった場合に払い戻しをする方法については、
「満席で普通車をご利用される場合には、普通車へのご移動前に、グリーンアテンダントにご申告いただきますようお願いいたします。なお、他のお客さまへのご案内やその他都合により、グリーンアテンダントが不在の場合には、大変お手数をおかけいたしますが、不使用証をお受け取りいただかず普通車にご移動いただき、降車駅の駅係員にご申告をお願いします。駅でご申告内容を確認し、満席であることが確認できた場合には、払いもどしいたします」
SNSなどでは不正乗車していると思われる乗客がいたため、グリーン車に座れなかったという投稿も。不正が疑われる乗客がいた場合、どう対処すべきなのか?
「満席の際に、グリーン券をお持ちでないと思われる方が座席を利用している場合には、アテンダントが巡回の際にきっぷの有無を確認し、着席の可否をご案内いたします。基本的にはグリーン券は事前購入をお願いしておりますが、混雑時や業務状況により確認まで時間を頂くことがございます。また、赤ランプで着席されている場合でも、必ずしも不正乗車とは限りません」
赤ランプで乗車=不正乗車と勘違いしている人もいるが、以下のような理由により、正規に購入いただいていても赤ランプとなることがあるという。
・紙のグリーン券を購入済みで、まだ係員が座席端末に反映していない場合
・係員が処理済みであっても、システムへの反映にタイムラグが生じている場合
・モバイルSuica等では通信状況により、一時的に赤ランプとなる場合
そのため、
「赤ランプでの着席は必ずしも不正乗車を示すものではございません。ご不審に感じられた場合には、お客さま同士で直接声をかけず、アテンダントや係員へお知らせください」
とのことだった。
アテンダントが確認し、緑ランプに変える設定を行う
逆に紙のきっぷでグリーン車を利用する場合、不正乗車だと疑われないようにするための対策を聞くと、
「紙のグリーン券をご利用の場合は、アテンダントが確認し、緑ランプに変える設定を行っております。普通列車グリーン車では 赤ランプで着席している状態=不正乗車という意味ではない ため、紙のきっぷでご利用のお客さまが赤ランプのまま着席されていても、それ自体は問題のある状態ではありません。
しかしながら、赤ランプをご覧になった周囲のお客さまから“不正乗車ではないか”とご意見をいただく場合があるため、その際は 赤ランプが不正を示すものではないこと、紙のきっぷ利用時には反映まで時間差がある場合があることを丁寧にご説明し、誤解を解くよう努めております」
こうした背景も踏まえ、JR東日本ではグリーン券のIC化「Suicaグリーン料金」、「通常料金(紙のグリーン券利用時)」を設定。Suicaグリーン券の利用促進に努めているという。
不正乗車疑惑をかけられないためにも、可能な限りICで利用した方が無難だろう。
