2月8日投開票の衆院選で、惨敗を喫した中道改革連合。責任を取る形で野田佳彦・斉藤鉄夫両共同代表が辞任し、13日には小川淳也氏が新たな代表となることになった。
産経新聞とFNNの合同世論調査では、新たなスタートを切った中道改革連合の支持率は前回調査から0.8ポイント増の7.6%。野党の中では最も支持率を集める結果となった。
「しかし、中道を支持すると答えた人の内訳を見てみると52.5%が70歳以上です。続いて50代が20.8%、60代が11.8%。10代から40代では、それぞれ一桁代です。高齢者からの支持は厚いものの、若年層や現役世代からはあまり支持されていないことがわかりますね。
さらに興味深いのは、13日に小川新代表が誕生したことで“党へのイメージが変わったか”という質問に、約8割の人が“変わらない”と答えたということ。新体制早々、厳しい現実を突きつけられましたね」(政治評論家)
野田佳彦前代表は同党の惨敗について、自身の公式サイトで《(解散は)不意を突かれました》《ガチンコ勝負で負けたという実感はありません》《高市総理への期待感だけの「推し活」のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまったように思います》などと投稿。
さらに《中道のかたまりを作るという方向性は決して間違っていなかった》と自身の判断が正しかったことを強調し、巨大与党に立ち向かう意気込みを綴った。
これに対して、日本保守党の北村晴男参議院議員はXで《他者のせいで負けたと考える者は、永久に勝てない》とバッサリ。また、厳しい風当たりは中道内部からも…。
「中道は明らかな失策」
「立憲民主党から中道へ合流し、衆院選で落選した福田昭夫氏と藤岡隆雄氏が離党を表明しました。福田氏は新党結成時に十分な議論がなかった点や、比例で公明候補が優遇された点を離党の理由に挙げています。他にも、藤原規真氏はXで元立憲の上層部を痛烈に批判。安住淳氏や馬淵澄夫氏がその槍玉に上がっていました。
さらに新代表の小川氏が憲法改正について“自衛隊の明記はあり得る”と発言したことにも、《9条改憲を党として容認するなら、私はおいとませざるを得ない》と真っ向から反対しています」(前出・政治評論家)
民衆の支持も、党内部の統制も前途多難な中道改革連合。ネット上でも、
《中道は明らかな失策でしょ。結束力がなさすぎる》
《高齢者からの支持だけを頼りにしてたら衰退の一方。いい加減現実を受け止めた方がいい》
《惨敗した現実と向き合わないと党の再生は無理だね》
《選挙で負ける度に“今度こそ変わらないと”と言いながら何も変わらなかったツケが回ってきたんだよ》
といった声が多く見られる。
国際弁護士の清原博氏は13日、『ゴゴスマ~GOGO!smile~』(TBS系)で「20代からの支持がほとんどないという現状を変えないといけない」「立憲側の論破スタイル、これが若者にウケない」と分析しているが、果たして新体制の中道はこれまでのスタイルを変えていけるのか。これからが正念場だ。
