大関・安青錦(ウクライナ出身・安治川部屋)

 

 2026年1月の大相撲初場所で見事な優勝を飾った大関・安青錦。2場所連続となる2回目の優勝という快挙に、日本全国からの熱視線だけでなく、母国ウクライナからも歓喜の声があがった。

安青錦が愛するウクライナ料理店

 そんな安青錦が2月13日に足を運んだというのが、東京・江東区の『清澄白河』駅から徒歩1分に新しくオープンした店。ウクライナ料理店『DOMIVKA(ドミウカ)』だ。

 週刊女性PRIMEも、さっそく店に行って話を聞いてみた。

「安青錦さんが寂しいときに、ウクライナの料理を食べられるように、この場所を選びました」(ドミウカの従業員、以下同)

 店が構えられている場所は、安青錦が所属する『安治川部屋』の近く。当初から、ウクライナ出身の力士である安青錦の存在を強く意識していたという。

「2月13日にプレオープンをするので、安青錦さんに来てくださいと伝えたら“行きます、行きます”って言ってくれました」

 約束どおり、安青錦はプレオープン日に来店。

「召し上がった料理は、まずは定番のボルシチですね。それからウクライナでは定番の家庭料理であるデルニーというジャガイモと玉ねぎのパンケーキ。安青錦さんも小さいころからずっと食べていたそうです。巾着状に包んだクレープの中に、チキンとマッシュルームを入れたトロベンカという料理は何個、食べたかわからないくらい。ウクライナ風の水餃子みたいな、もちもちとしたヴァレニキもすごくお好きなようで何個も食べていました」

10皿もテイクアウト!

 もちろんボルシチもおかわりして、現在は6種類ほどというメニューだが、すべてを口にして、力士らしい豪快な食べっぷりを見せたという。

「お料理はどれもすごく喜んでくれて“うまッ!スマチノ(ウクライナ語でおいしい)”を連発してくれて、私たちも嬉しくなりました」

 店は終始、和やかな雰囲気に。会話内容も、相撲の話題よりも故郷に関する話が中心だったそう。

「ウクライナで何をしていたかとか、出身地のことだったり、いろんな話をしました。ウクライナ人とお話しするのが嬉しそうでしたね」

安青錦が愛するウクライナ料理店『DOMIVKA(ドミウカ)』のトロベンカ

 とはいえ、日本語での受け答えも非常に自然だったといい、

「来日して3年で、あそこまで日本語を話せるのは本当にすごいと思いました。今も、ちゃんと勉強してるみたいですし、ウクライナ語で喋ってても、たまに日本語で返答したりもして」

 プレオープン日の2月13日を大満喫した安青錦は、お店がそうとう気に入ったらしく、3日後の16日にはテイクアウトの注文を入れたそう。

「安治川部屋の人がやって来てくれて、トロベンカを10皿、頼まれてお持ち帰りしました。“今、まだ10キロ足りない”と言っていたので、体重の増量を頑張っているんだと思います」

 早くも安青錦の身体作りと心の支えになっているウクライナ料理店。故郷の味で身も心も満たして綱取りにまっしぐらだ。