鍵山優真選手(撮影/JMPA)

 2月16日、国際オリンピック委員会(IOC)が公式Xを更新。現在開催中のミラノ・コルティナオリンピックで、フィギュアスケート男子シングルと団体戦で銀メダルを獲得した鍵山優真選手のオフショット動画を公開した。

どっちがぬいぐるみか分からないぐらい可愛い」の声も

「鍵山優真選手直伝!! ティナをオリンピックメダルにセットする方法」という文章とともに、投稿された1本の動画。

 そこには、オコジョをイメージしたミラノ五輪の公式マスコットキャラクター「ティナ」のぬいぐるみを、メダルのリボンを使って器用に胸元に固定。うれしそうに手を振る鍵山の姿が。ごきげんな“五輪サングラス”まで着用している。

「ミラノ五輪の表彰式では、メダルとともにティナのぬいぐるみも贈呈されます。受け取ったティナを手で持つ選手が多いのですが、鍵山選手はメダルのリボンを抱っこ紐のように活用し、胸元で抱っこしていました。

 その謎技術に“どうやってるの?”と注目が集まっていたので、実演動画がアップされたのではないでしょうか。ちなみに、動画ではメダルを2つ使用していますが、表彰式では1つのメダルで固定していました」(スポーツ紙ライター)

 このお茶目な姿は癒やし効果抜群なよう。

《どっちがぬいぐるみか分からないぐらい可愛い優真くん》
《メダルより尊いこの笑顔》
《ティナにもメダルをかけてあげるとか!可愛いですね~》

 という声が寄せられ、その飾らない人柄にメロメロになる人が続出している。

 鍵山の素敵な人柄は、競技中継でも垣間見えた。それは、フィギュアスケート男子フリーでのこと(日本時間14日)。ショートプログラム2位発進の鍵山は、ジャンプで流れにのることができず、惜しくも2位という結果に。

 その後、最終滑走となったイリア・マリニン選手の得点が発表されると、鍵山と同学年の佐藤駿選手の銅メダルが決定した。号泣する佐藤に対し、鍵山はキラキラの笑顔。佐藤にフォーカスが当たるよう、カメラにうれしそうにアピールしていた。

自身が2位に決まった時は、悔しさからなのか笑顔はありませんでした。しかし、佐藤選手の銅メダルが決まると表情は一転。まだ状況がのみこめていない佐藤選手の身体を揺さぶり“メダルだよ!”と大喜び。笑顔でハグを交わすシーンもありました」(前出、スポーツ紙ライター)

 鍵山と佐藤はジュニア時代から競い合ってきたまさに盟友。この2人のエモい関係性は、多くの視聴者の胸を打った。SNS上では、

《人の喜びを自分のこと以上に喜べる。人間性が素晴らしい!》
《自分の順位よりも嬉しさを爆発させてる鍵山選手の人柄が伺えますね お二人ともおめでとうございます》
《自分よりもチームメイトを大きく祝福する姿が、彼の人柄を物語っている。これぞまさにスポーツマンシップ》

 といった称賛の声が世界中から寄せられた。

 競技後のインタビューで鍵山は、

複雑というか自分のパフォーマンスに対してすごく悔しさが残る

 と、複雑な心境を吐露。その一方で、佐藤との表彰台については、

うれしい限りですね。こうやって戦ってきた仲間が一緒にメダルをとれるところまで来たのは感慨深いものがあって、僕ももっと頑張らないとなってなりました

 と、笑顔を見せた。卓越したスケートの技術のみならず、その愛らしい人柄までもが国境を越えて多くの心を掴んだようだ。