ミラノ・コルティナ五輪カーリング女子日本代表『フォルティウス』 撮影/JMPA

 連日熱戦が繰り広げられているミラノ・コルティナ五輪。日本時間2月17日にはカーリング女子日本代表の試合が行われたが、ネット上では「選考基準を見直すべき」などと、早くも次の大会に向けた議論が活発に交わされている。

カーリング代表「選考基準を見直すべき」の声

 日本代表の女子カーリングチーム『フォルティウス』は、開催国であるイタリア代表と1次リーグで対戦。上位4チームが準決勝へ進めるという条件の中、前日にカナダに敗れていたフォルティウスは崖っぷちの状況だった。

「イタリアと日本は同じ1勝5敗で最下位なので、この試合に負けたら準決勝進出の道が完全に途絶える形になります。そんな大事な試合とあって、両者一歩も譲らない展開でしたが、最終的に6-8で日本が敗北。単独最下位となり、残り2試合を残してリーグ敗退が決まりました」(スポーツ紙記者、以下同)

 チームの主将ポジションであるスキップを務めた吉村紗也香選手は、試合後のインタビューで「悔しいです」「自分たちが思い描いている結果ではなくなってしまった」と率直な思いを明かしながらも、残りの試合への意気込みを語っていた。

「女子カーリングといえば、2018年の平昌五輪で銅メダル、2022年の北京五輪で銀メダルを獲得した『ロコ・ソラーレ』の活躍が注目されてきました。しかし、今回のミラノ・コルティナ五輪に出場するチームを決める日本選手権で、ロコ・ソラーレは2次リーグ敗退となり、チーム発足以来、初めて決勝トーナメント進出を逃しています。そこで勝ち上がってきたのが、フォルティウスでした」

ミラノ・コルティナ五輪カーリング女子日本代表『フォルティウス』の“もぐもぐタイム” 撮影/JMPA

 フォルティウスはミラノ・コルティナ五輪で金メダル獲得を目標に掲げていたが、ロコ・ソラーレにも届かない結果で終わってしまった。ネット上には敗退を悔しがる声もあるが、「今回は他国との実力差を大きく感じた。五輪の経験もあるロコが出てたほうがまだよかったのでは?」「フォルティウスは五輪で勝つことよりも、出場することが目標だったように見えました。やはり選考基準を見直すべきだと思う」「今回の結果は次回以降の代表選考に一石を投じた。国内一発勝負ではなく、その年の世界ランキング上位チームで戦わないと五輪は難しい」といった厳しい意見も多数投稿されている。

「実はすでに、日本カーリング協会は2030年のフランス・アルプス五輪代表選出方法を公表しています。今回のミラノ・コルティナ五輪では直近2シーズンの成績を選考対象にしていましたが、次回は2026年〜2029年の成績をもとに代表候補を決めるとのこと。選考期間が伸びたため、安定した成績とチームの総合力がより一層求められることになるでしょう」

 なお、ロコ・ソラーレは今年3月に開催される世界選手権代表に決まっており、フランス・アルプス五輪の代表候補にも選出されている。フォルティウスの雪辱を果たすのはどのチームなのか、すでに戦いは始まっているようだ。