国内の宅配便業界で最大手である『ヤマト運輸』の公式Xアカウントをめぐり、一般ユーザーが相次いで「ブロックされた」と訴えている。
該当するXでの複数の投稿を確認してみると、話題の中心は“ヤマトが外国人ドライバーを採用している現状”に対する意見が目立っていた。
「ブロックするなんて…」ヤマトの対応に困惑の声
「ヤマト運輸にブロックされてた。外国人ドライバー採用についてポストしたからかな?」
「ベトナム人ドライバー雇うのは不安ですってコメントしてました。今見たらブロックされてました」
「ヤマトは外国人大量採用に意見したら、あっさりブロック。企業が客の『ご意見』を聞かずにブロックするなんて」
いずれも、ヤマトの外国人雇用に対する疑問や不安を投稿した後、突然、同社のアカウントからブロックされてしまったと受け止めている内容だ。
こうしたケースが昨年から相次いでいるようで「SNSで意見を述べただけで遮断されたのではないか」といった疑念が広がっている。
宅配業界では近年、深刻な人手不足を背景に、外国人ドライバーの雇用拡大が進んでいる。
急激に外国人労働者が増えることに対して、車の運転技術や日本語の能力、宅配における安全管理体制について利用者たちが賛否の関心を持つことは当然と言える。
一方で、企業のSNSは情報発信や認知拡大のツールであると同時に、ときには問い合わせへの対応窓口の場にもなり、誹謗中傷や不適切投稿への対応も求められる難しい運用が迫られている。
今回の件について、週刊女性PRIMEはヤマト運輸に対して「ブロックしたことは事実なのか?」「ブロックをした経緯は?」などについて問い合わせてみると、次のような回答があった。
「該当の事案は、ヤマトグループ公式アカウントで間違いありません。ソーシャルメディア公式アカウントは、当社のポリシーにしたがって運用しておりますが、個別の事案に関するご質問については、回答を差し控えさせていただきます。皆さまからいただいたご意見は真摯に受け止め、今後のより良いSNS運用に生かしてまいります」
公式アカウントがブロックしたことは事実であると明言した一方、個々のブロックした理由についは回答を控えるという。
SNSは、企業と消費者をつなぐ接点ではあるが、意見・質問と不適切投稿の線引きは、それぞれの判断にわかれる。今後、SNSという場でも、企業と消費者の距離感がより問われる。
