野田佳彦氏と泉健太議員

 中道改革連合の泉健太衆院議員が2月19日の『Abema Prime(アベプラ)』(ABEMA)に出演。同党前共同代表・野田佳彦氏へ苦言を呈し、有権者から共感の声が集まっている。

泉健太衆院議員、野田佳彦氏のブログに苦言

泉健太議員

 野田氏は中道が衆院選で歴史的な大敗を喫したあと、共同代表を引責辞任。そして16日に公式サイトのブログを更新し、選挙の結果について《自民党にガチンコ勝負で負けたという実感はありません》《高市総理への期待感だけの「推し活」のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまった》《何とも言えない独特の「時代の空気」に、私たちの訴えが飲み込まれてしまいました》と綴った。

「泉氏は『アベプラ』出演時にこのブログ内容に対して、“完全負け惜しみでしょ”“何言うてんのですよ”“ガチンコで負けた気がしてないとしたら、それは感覚が鈍ってるってことですよ”とバッサリと切り捨てました。さらに、前々から野田氏の側近に“頼むからビラ撒きだけで民意を図らないでくれ”と言っていたと明かし、ビラを配るなら“同じ時間ちゃんとネットに向き合って、コメント読んでくれ”と切なる思いを打ち明けています」(週刊誌政治部記者)

 泉氏は今回の衆院選で京都3区から出馬し、8日0時過ぎには当選確実に。しかしその一方、中道の苦戦にXで《本当に辛い。辛いよ…》《寝られない。「執行部」とは、仲間を伸ばし、国家国民に貢献するために存在するものだろ》と心情を吐露していた。

元立憲の中道議員は「7人の侍」?

 また16日には、今回当選した元立民の中道議員がネット上で「7人の侍」と呼ばれていると紹介したNHKの番組画面を貼り付け、《アホいうたらあかんよ。なにが「7人の侍」だ》とポスト。《何とか当選を果たせたものの、党としては「敗残兵」となってしまったのだ》《支持者にも戦友にも申し訳ない。だからこそ必ず良い政党をつくり、国家国民に貢献したい》と決意を綴っている。

 複雑な思いを抱える泉氏の、野田氏への苦言にはネット上からも

《ネットの声にも耳を傾けないと、岩盤支持層以外の人たちがどう思っているか分かるわけない》

《言うことはごもっとも。でもその泉さんでもかつて立憲を良くできなかった。これはもう党の体制が悪いんだと思う》

《そもそもビラ配りという手法が昭和の発想……。ネットを活用しないと戦えないってことがよくわかったんじゃない?》

《これだけ内部から厳しい声が出てくるって、立憲はすでに崩壊しかかってるのかもな》

 といった声が上がっている。

「野田氏のブログについては、衆院選で落選した中道の米山隆一氏も16日にXでツッコミを入れています。現代の選挙戦は空気感が重要、対応策が必要だと何度も提言したにもかかわらず、野田氏にスルーされたと。《文句を言いたいのではありません》と前置きはしているものの、恨み節が炸裂していました」(前出・週刊誌政治部記者)

 新たに代表となった小川淳也氏は、古い体制を打ち破り中道を生まれ変わらせることができるのか。彼の手腕が問われている。