キンタロー。

【お願いです。みなさん 温かい目で見てください 絶対に叩かないでください 私も人の子です ちゃんと傷つきます。】

 元AKB48・前田敦子らのモノマネで知られる芸人・キンタロー。が、またもや炎上騒動に見舞われている。ミラノ・コルティナ五輪「フィギュアスケートペア」で金メダルを獲得した、三浦璃来選手と木原龍一選手の“りくりゅう”ペアのモノマネを、冒頭のコメントと共にインスタグラムに投稿したがーー。

【沢山の感動をありがとう 私も祝福をさせてください 心からの敬意をこめまして…】

 本人にしてみれば、あくまでも“リスペクト”しているのだろう。彼女が披露したのは、大袈裟なメイクで三浦選手に扮した自身と、木原選手にそっくりな男性とのツーショット。なんでも【営業先の音響スタッフさん】とのことで【彼にも許可を得ています】と、りくりゅう本人ではなく、男性スタッフからの許可を経て公開に踏み切ったようだ。

 キンタロー。といえば、“話題になった人”をすぐにマネることで知られ、芸能ライターの田辺ユウキ氏からも《話題の熱が冷めないうちに瞬時に判断し、工程を踏んでモノマネを完成させる姿勢は高いプロ意識を感じる》と、その瞬発力と完成度が評価される。

 時に顔の特徴を誇張した部分も見受けられるが、彼女のモノマネは“プロの芸”として受け入れられ、これまでモノマネ番組やバラエティー番組などで重宝されてきた。一方でりくりゅうモノマネのように、時おり炎上に見舞われるのも事実。

長所より短所を捉えてるモノマネ

 キンタロー。のモノマネが批判される理由として、Xでは、

彼女、長所より短所を捉えてるじゃん。いわゆる揚げ足取りデフォルトモノマネってやつ。 りくりゅうペアは有名税とはいえ災難でしかないわ》
《キンタローはリスペクトとは言っていますが…客観的に見てこのモノマネはバカにしてお笑いを取りに行っている感じがどうしてもしてしまいます》
《キンタローさん全然似てないし、鼻の穴描いてたりちょっと失礼かなと。 マネして良い時とマネしようかなと思っても今はちょっとやめた方がって時はありますからね。》

 本人は【心からの敬意をこめまして】としつつも、どうやら見る側には伝わっておらず、モノマネをするTPOも問われている。さらにーー、

三浦璃来選手と木原龍一選手の“りくりゅう”ペアのものまねをするキンタロー。(公式インスタグラムより)

自分がやって満足したらモノマネされる側とそのファンの気持ちは放置ですか?
《「叩かないで、私も人の子、傷つきます」て言ってるけどネタにされた人のファンが傷つくのはいいのか?》
《モノマネされる側がOKならいいじゃないかという意見をたまに見るが、される側からすれば拒否したら心が狭いとか言われるから断るに断れないってのはあると思う。》

 自身は批判の矛先が向けられると「叩くな」「傷つく」と被害者の如く嘆いたにも関わらず、キンタロー。の標的にされてネタに“される側”や、そのファンが「傷ついている」ことにはお構いなしの態度も、炎上する一因になっているとも。

容姿イジりは時代にそぐわない

 ベテラン芸能リポーターは、TPOに加えて「マネしていい人と、そうでない人がいる」と話す。

「たとえば前田敦子ら芸能人の場合、ものまねが話題になったら自身の仕事につながってwin-winになることもある。ただキンタロー。は、たとえばWBCで一躍有名になったラーズ・ヌートバー選手の母親であったり、最近では高市早苗首相、そして今回のりくりゅうといった一般人やアスリート、芸能人ではない話題の人をマネることも多い

 そして何かを一所懸命に頑張った、成し遂げた人を茶化すようなモノマネは、本人はリスペクトと謳っても、額面通りに受け取る人は少ないでしょう。それでいて、いざ自分が叩かれる側になったら“傷つく”というのも違う気がします。

 それに彼女とも通じる、かつてのコロッケや清水アキラといった容姿イジりがメインのモノマネは、今の時代ではテレビでも敬遠される傾向にあります。いくら笑えると言っても、昨今のバラエティー番組がコンプライアンスでがんじがらめになっているように、キンタロー。のモノマネも時代に合っていないうようにも思えます」

 冒頭のインスタ投稿の文末には、【コロッケさんの時代から言われているひと言を ここで…『ものまねは 真面目に見ないこと!!!』】と、シャレで済ませようとしたキンタロー。だが、その「時代」がもはや適していないのかもしれない。