千葉県・市川市動植物園のパンチくん(公式Xより)

 ルパン三世の作者である、モンキーパンチにちなみ名づけられた千葉県・市川市動植物園のニホンザルの赤ちゃん「パンチくん」。

 SNS上では、《#がんばれパンチ》のハッシュタグとともに、成長を見守る投稿が相次いでいる。

『IKEA』のぬいぐるみが爆売れ

「パンチくんは昨年7月に同園で生まれましたが、母親が育児放棄したために、生まれた翌日から人工哺育に。

 今年1月中旬には、仲間のサルたちが暮らすサル山に移されましたが、馴染むことが難しいようです。そんなパンチくんを応援する声がSNS上で相次いでいます」(全国紙社会部記者、以下同)

 日本だけでなく、海外メディアもパンチくんに注目しており、米ホワイトハウスの公式Xにも登場。さらに、Googleで『パンチくん』や『punch the monkey』と検索をかけると、ハート形のパンチくんのイラストが画面の上から下に落ちてくる演出も話題になった。

 世界中から応援されるパンチくん。そんなパンチくんの“母親”代わりになっているのが、オランウータンのぬいぐるみだ。

「パンチくんはいつもオランウータンのぬいぐるみと一緒で、ぬいぐるみを毛繕いする様子などが話題になっています。

 このぬいぐるみは大手家具インテリア・雑貨店の『イケア』で販売されているもので、イケアは同園に33体のぬいぐるみをプレゼント。このぬいぐるみは瞬く間に人気商品となり、各国のイケアで売り切れが続出しているといいます」

パンチくんが母親代わりに愛用するオランウータンのぬいぐるみ(イケア公式サイトより)

IKEAに聞いた「パンチくんとぬいぐるみ」

 日本のイケアでは、オンライン販売はなく、店舗販売のみだが、2月27日現在、日本国内でも多くの店舗で売り切れになっている。今後、同商品の入荷は予定しているのだろうか。問い合わせてみると、

「日本国内では、諸般の事情により、現時点では在庫のある実店舗のみで販売しており、オンラインでの販売は行っておりません。入荷予定に関しまして、店舗または配送地域により異なりますので、回答出来かねますが、販売方法や各店舗の在庫状況、入荷時期については、公式サイトにてご確認いただけます」(イケア広報担当者、以下同)

 とのことだった。

 パンチくんが同社のぬいぐるみを愛用していることについては、

「イケア・ジャパンとしては、ぬいぐるみがパンチくんの毎日を少しでも支えられているのであれば、これほど嬉しいことはありません。

 いずれパンチくんが仲間のサルたちとの生活になじみ、ぬいぐるみを必要としなくなる日が来ることを願いながら、それまでの間は、パンチくんにとって安心できる存在でいてくれたらと思っています」 

 このぬいぐるみは、税込み1499円。しかし、店舗販売のみの商品が人気を博したこともあってか、フリマサイト『メルカリ』では、倍以上の値段で取引が行われているのだ。この状況については、

「現在、関連する状況について事実関係を確認しております。個別の販売状況や流通に関する詳細についてはお答えを差し控えさせていただきますが、イケアとしては今後も状況を注視しながら、引き続きお客さまに安心してお買い物いただける環境づくりに努めてまいります」

 純粋な応援が広がる一方で、人気の高まりは思わぬ転売問題も生んでいる。