就寝前はスマホの使用を控え、ぬるめのお風呂に入ることで副交感神経が優位になり、自然な眠気を誘う ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!春は眠くて当たり前?その理由とスッキリ対策、知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.春は眠くて当たり前?その理由とスッキリ対策

A.その眠気、怠けではありません。春特有の“身体の変化”が影響しています。(睡眠コンサルタント 友野なおさん)

 暖かな日差しが心地よい春。過ごしやすい季節のはずなのに、「日中どうしても眠くなる」「やる気が出ない」と感じる人は少なくない。

実はこの時季、睡眠の質が低下しやすい要因がいくつも重なっています」と話すのは、睡眠コンサルタントの友野なおさん。

 大きな要因のひとつが寒暖差だ。春は朝晩の冷え込みと日中の暖かさの差が大きくなりやすい。

気温差が激しいと、体温調節を担う自律神経に負担がかかります。その結果、夜にスムーズに眠りに入りづらくなったり、眠りが浅くなったりします。すると脳と身体が十分に休まらず、日中の強い眠気として現れるのです」(友野さん、以下同)

 さらに春特有の問題として挙げられるのが花粉症。

花粉症の薬のなかには眠気を引き起こす成分を含むものがあります。また、鼻づまりによって呼吸が浅くなると、睡眠の質そのものが低下します。夜しっかり寝たつもりでも、実際には深い睡眠がとれていないケースもあります

 加えて、春は進学や就職、異動、転勤など新生活が始まる時季でもある。

環境が変わると、無意識のうちに緊張状態が続きます。これは自律神経のうち、身体を活動的にする交感神経が優位な状態。本来、夜はリラックスを促す副交感神経が優位になることで自然な眠りにつながりますが、切り替えがうまくいかなくなるのです

 では、春の眠気を防ぐにはどうすればよいのか。

日中に眠気を感じたら、軽いストレッチや屈伸、肩回しなどで血流を促しましょう。短時間でも身体を動かすことで脳が活性化します

 眠気は、身体からの休息のサイン。無理に気合で乗り切ろうとするのではなく、生活習慣を見直し、質のよい睡眠を確保することが春を元気に過ごすポイントといえそうだ。