苦手な元アスリート解説者TOP10

 スポーツ中継の良し悪しを左右するのは、もちろん選手のパフォーマンス。だが、それだけではない。むしろ時には「解説、この人か……」と視聴を避けることすらある、という人も少なくないはず。

 元アスリートによるスポーツ解説は、視聴者にとってスポーツそのものと同じくらい好き嫌いが分かれてしまう。老若男女1000人に聞いた、苦手な元アスリート解説者は?(“解説”は試合の中継だけでなく、番組でのキャスターも含む)

苦手10位 高橋成美

かつて木原龍一選手とペアを組んでいた高橋成美の解説も話題に(公式Instagramより)

「まだ慣れてないのか何を言いたいのかわかりにくいことがある」(25歳・女性)

「解説というよりもペアスケートへの自己愛。もう少し競技の面白みを解説してほしい」(56歳・女性)

「解説の声がキンキンして不快」(39歳・女性)

 ミラノ・コルティナ五輪での急速な評価の高まりは、逆の感情も引き起こした。愛は伝わるが、「すごい!」の連呼や「宇宙一」の表現などを過剰と捉える向きも。

苦手9位 水谷隼

東京オリンピック卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼

「自分のことを自慢しがち」(62歳・男性)

「お金ばかり」(35歳・男性)

 卓球で日本人初のシングルスでの五輪メダリスト。五輪で獲得したメダルは金を含め4つ。近年は卓球ではなく、投資家としてのメディア出演もあり、そこが鼻についた?

苦手8位 斎藤佑樹

2021年10月、引退直前の斎藤佑樹氏

「結果を出せなかった人間が他人のことを言うな」(66歳・男性)

「プロのレベルになかったのに偉そう」(70歳・男性)

 甲子園を沸かせたが、プロでは結果を残せなかったことが響いた。現在は実業家としてさまざまな事業に携わる。ちなみにそのひとつが「斎藤ハンカチ店」。あの夏から20年、王子は店主としてハンカチをプロデュースしている。

苦手7位 織田信成

織田信成

「解説のおまえが何泣いてんだってツッコミ入れたくなる」(49歳・男性)

「泣いて解説にならないことがほとんど」(46歳・男性)

 視聴者が見たいのは“解説者の涙”ではなく“フィギュアの解説”のわけで……。

高齢者に「老害」と呼ばれた解説者は?6位 増田明美

増田明美

「不要な情報がたくさんあるから」(57歳・男性)

「選手の個人情報が多すぎる」(54歳・男性)

「さすがに選手は迷惑だと思うから」(46歳・男性)

「好き」部門4位の増田氏がここにも。マラソンや駅伝の解説が“個人情報漏洩レベルで面白い”と絶賛される一方で、“選手が迷惑”と心配される要因に。当事者である現役選手は何を思うか……。

苦手5位 本田圭佑

本田圭佑

「少し上からの解説に感じるから」(29歳・女性)

「口だけなのは現役だけにして。まだ引退してないみたいだけど」(40歳・男性)

「知識がないのに政治に口出しする」(62歳・男性)

 サッカーの解説だけでなく、最近は政治やビジネスへの発言も活発。引退宣言はしておらず、解説業もワールドカップなどスポットのみ。“個性”を重要視してきたが、ケイスケホンダはもはや何の人なのかよくわからない状態。

苦手4位 松木安太郎

「居酒屋トークレベルだから」(28歳・男性)

「この人は解説者ではなく応援団」(58歳・男性)

「解説が具体的ではない」(38歳・男性)

「好き」部門で10位の松木氏だが、その“一般人目線”は嫌われてもいる。ちなみに多くの視聴者を集める日本代表戦以外では、少々専門家的なサッカー解説をするが、近年はそれを披露する機会はほぼない。

苦手3位 安藤美姫

安藤美姫

「先輩ヅラしてズケズケ言うのが嫌」(52歳・女性)

「口調がねっとりしていて苦手」(44歳・女性)

「生き方に賛同できない」(49歳・男性)

 フィギュアの元世界女王は、解説の内容以前に、口調や生き方と、極めてパーソナルな部分での拒否感が目立った。確かに《“20歳下”教え子(16)と手つなぎデート》など私生活の報道は多々……。

苦手2位 張本勲

3月上旬、ゴミを出すため自宅から出てきた張本勲

「偉そうに他のスポーツ選手にまで古い感覚で批判する。おまえが“喝”を入れられるべきといつも思う」(40歳・男性)

「独断と偏見レベルばかりの発言で不愉快」(73歳・女性)

「考えが古く、今の時代にそぐわない」(75歳・男性)

「いつまでもアップデートできていない。昔の考えのまま」(80歳・女性)

 やはり思い浮かぶのは『サンデーモーニング』(TBS系)の“喝!”。いまだ破られない通算3000本安打の強打者、ハリさんは御年85歳。70代、80代という近しい年代からも「老害」と評されているのがなんとも悲しい。

苦手1位 松岡修造

松岡修造

「相変わらず、声も大きくてうるさい。昔から進歩がない感じ」(56歳・男性)

「うるさいだけでウザい。テニス以外解説しないでほしい」(48歳・男性)

「元気さと熱さが時代とズレてきているように思う」(58歳・男性)

「熱いというか暑苦しい。選手で結果出してないのに解説はどうかと」(49歳・男性)

「好き」部門でも上位(2位)だが、好きな理由も苦手な理由も、すべて“熱さ”に集約された。

 好きでも苦手でも上位に名を連ねた解説者は、松岡修造、増田明美、松木安太郎、高橋成美の4人。万人に好かれようと無難な解説にするか、嫌われてもそれ以上に愛される人を目指すか。名解説者となるのは後者だろうが……。

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