今、日本でもっとも注目を集めている「兄弟」といえば、今期のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』だろう。野心に燃える兄・秀吉に仕え、そばで支える弟・秀長の姿に、毎週胸を熱くしている週刊女性読者も多いはず。
そして、生き馬の目を抜く芸能界や実力主義のスポーツ界でも、強い存在感を放つ“兄弟”たちが活躍している。そこで今回本誌では、好きな有名人兄弟・苦手な有名人兄弟に関するアンケートを実施。その結果をランキング形式で発表する。あなたの苦手な兄弟は何位?
2世のあの人たちに注目が集まって……
好きな兄弟もいれば、どうしても好きになれない兄弟がいるのも事実。“苦手な有名人兄弟”の上位5組をランキング形式で発表しよう。
同率で4位に選ばれたのが、総合格闘家で実業家の朝倉未来と海兄弟。兄の未来は、1分1Rで勝敗を決める格闘技イベント「ブレイキングダウン」をプロデュースし、大成功を収めた人物。しかし、その強烈なキャラクターには批判の声も多い。
「とにかく偉そうなところが嫌い。特に兄が嫌い。これほどまでに高圧的な人間が若者から支持されている理由がサッパリわからない」(宮崎県・47歳・男性)など、かなり辛辣な意見も多い。
「好きな」部門で2位の小泉兄弟
そんな朝倉兄弟と同じく4位となったのが、「好きな」部門で2位の小泉兄弟。
「こちらの結果には、弟・進次郎さんの政治家としての手腕が順位に影響してしまったようです。ただ、今後頼りがいのある姿を国民に見せられれば、印象が変わる可能性は大いにあります」と語るのは芸能リポーターの山﨑寛代さん。(以下同)
実際「孝太郎さんはともかく、進次郎さんに関してはとんでもない人物なので政治家をやめてほしい」(千葉県・56歳・女性)との声もチラホラ。国のため、兄のためにも活躍してほしいところだ。
3位は故・石原慎太郎氏を父に持つ石原4兄弟
続く3位は政治評論家の石原伸晃と、タレントで気象予報士の良純。故・石原慎太郎氏を父に持つ石原4兄弟のうち、もっともメディア露出が多い2人がランクイン。
「石原慎太郎の押しの強さが悪い方向に出ている。また、七光がとても強くて嫌だ」(東京都・67歳・男性)や「父親が偉大すぎてかわいそうな面もあるが、怒鳴っていたり大声を出せばよいものでもないと思う」(大阪府・56歳・男性)などの意見があり、いまだに父の威光を払拭できずにいるようだ。
「良純さんはバラエティーでイジられ役をするなど、まだ可愛さがありますが、長男の伸晃さんは政治家としても、評論家としても評価が芳しくありません。コメントにもあるように、慎太郎さんの悪い面を受け継いでいる印象がありますね」
近しい出自の小泉兄弟と石原兄弟の違いは、どちらか一方ではなく、両者がうっすら嫌われている点にあるのかもしれない。
2位は「千原兄弟」のせいじとジュニア
「兄は性格が最悪で、弟は面白くないのに評価されている。1人でもコンビでもつまらなく、雰囲気が下品」(東京都・54歳・男性)という厳しめなコメントとともに、2位になったのは、お笑いコンビ「千原兄弟」のせいじとジュニア。
「千原兄弟というコンビ名のわりに、あまり“兄弟感”が伝わってこない2人。若手時代、ジュニアさんがバイク事故に遭ったときも、せいじさんは『自分の立場なら弱っているところは見せたくない』と考え、お見舞いに行かなかったそうです。兄弟にしかわからない独特な関係性ですが、それが視聴者にはドライに映るのかもしれませんね」
一世を風靡したあの兄弟が大差でワースト1位
2位と82票もの大差をつけてワースト1位となったのが、花田虎上と貴乃花光司。かつての2人は角界で“若貴ブーム”を巻き起こした、好感度ナンバーワン兄弟だったが……。
「若いころ、仲が良く輝かしい時代を築いていた姿を知っているから、兄弟がバラバラになってしまい残念に思う」(岩手県・57歳・女性)、「相撲で一時代を築いたあのころの2人の関係性が一切なくなり、せっかく残した功績にも泥を塗った」(山形県・57歳・女性)、「2人とも横綱になれたのに、相撲の道から外れてしまい残念。力を合わせて相撲協会を変革する未来を期待していたのに」(北海道・68歳・男性)など、悲しみの声が続々と上がった。
そう、2人は今現在、絶縁状態にある。リポーターとして長年、兄弟を追ってきた山﨑さんはこう振り返る。
「まず、若貴ブームの熱気がすさまじかった。特に若花田さん(当時)の優しげな印象と、弟の活躍を支える様子が相まって『日本のお兄ちゃん』というイメージも強くありました。そんななか2人の確執があらわになり、決定打となったのが亡き父・初代貴ノ花の葬儀。どちらが喪主を務めるかで対立し、遺産相続でももめにもめて印象は最悪。私は告別式の取材も行ったのですが、あの異様な空気は今も忘れられません」
アンケートを見るかぎり、2人の現状に今も心を痛めているファンは多い様子。兄弟デュオ・狩人の仲直りが話題になったように、若貴が和解をすれば、日本を揺るがすビッグニュースになるだろう。
「今回の結果から、日本人が抱く『兄弟の絆』へ思い入れの強さが明らかになりました。中川家のように支え合う兄弟に癒され、反対に若貴兄弟のように仲たがいをしてしまった悲惨な末路は見たくない。とても象徴的で、興味深いランキングでしたね」
家族のことは家族にしかわからない。それでも私たちは、テレビの向こうに映る兄弟たちに希望を抱かずにはいられないのだ。
