DAIGO

 現在放送中の朝の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)。3月3日放送の第107話に、まさかのミュージシャンが“ちょい役”で出演し話題になっている。

『ばけばけ』で医者・薮井を演じたDAIGO

ばけばけ出演を報告したDAIGO(公式Xより)

 この日の『ばけばけ』は、本の執筆のためにフィリピン行きを迷うレフカダ・ヘブン(トミー・バストゥ)の葛藤が描かれた。日本にはもう書くことがないが、家族を連れて行くことのハードルは高い。そんな中、ヘブンの出勤中に妻の松野トキ(髙石あかり)が倒れてしまう。そこで松野家に医者がやって来たのだが――。

「訪れた医者を、阿佐ヶ谷姉妹のお二人が担当するナレーションの蛇と蛙が、“程なくしてヤブ医者が来ました”“ヤブ医者?”と紹介しました。じつは医者の名前は『薮井』。薮井はトキの様子を“ただの貧血たい。とりあえず静養と、滋養のつくもんば取ることたいね”“こぎゃんお宅に住んどるなら、たっぷり滋養ば取らるっでしょう。では、お大事に”と診断して帰っていきました。薮井の出番はこれのみ。しかし、その薮井を演じたのはなんとDAIGOさんだったんです」(番組制作会社スタッフ)

『ばけばけ』には放送初期から、DAIGOの妻・北川景子が“タエ”役で出演している。DAIGOと北川が物語の中で顔を合わせることはなかったが、まさかの夫婦で連ドラ共演となったわけだ。

DAIGOの起用理由

 制作統括の橋爪國臣は、DAIGOの起用理由をこう語る。「DAIGOさんが出たいと言っていると、噂でぼんやり聞いたんです。奥様が出ている縁で、ずっとご覧になっていたそうです。“すごくいいドラマなので出演したい”とおっしゃっているのを耳にして、ぜひとオファーしたら快諾していただけました」

「ただしDAIGOさんのために薮井という役を用意したというわけではなく、元々存在していた役のようです。橋爪さん曰く、他にも有名な俳優さんたちが『ばけばけ』に出演したがっているという話は聞いていたそう。とは言え、あくまで役ありき。その役に合う人は誰かという観点で役者を選らんでいる中で、今回は自然とDAIGOさんに決まったということです」(前出・番組制作会社スタッフ)

 ちなみに当のDAIGOは、『ばけばけ』に出演が決まったということを北川景子から聞いたらしく、《“DBD” DAIGO  ばけばけ でるけん》《ある日ばけばけの撮影で大阪にいる妻ことおタエさんから連絡が来ました。おタエさん「出られるみたいだよ」》《DAIGO「え?」》《おタエさん「ばけばけ」》《DAIGO「え?」》《ということで 人生で初めて使いましたTB妻のバーター》と、ユニークなコメントを寄せている。

 まさかの人物が、しかも妻の“バーター”で出演するという状況にネット上では

《DAIGOさんって全然気づかなかった!》

《念願の“ばけばけ”!夢が叶って良かったね》

《大河と朝ドラ両方にちょい役出演ってすごい!》

 などと驚きの声が上がっている。

 なお、『ばけばけ』の後は2026年度前期の朝ドラ『風、薫る』(見上愛と上坂樹里のダブル主演)がスタートする。明治時代の日本に誕生した看護婦養成所を舞台にした物語で、先日公開された爽やかなメインビジュアルも話題となっている。ただ、『ばけばけ』の終わりを寂しがっている層にとっては、次作の明るい雰囲気がかえって強いロス感を際立たせているようだ。

 夫婦で同じ画面に映ることはないだろうが、ファンからは「ばけばけロス」を和らげるためにも薮井の再登場を願う声が多く聞こえてくる。残り約1か月、トキとヘブンの物語がどのような結末を迎えるのか─。