《宝塚市出身の三浦璃来選手とパートナーの木原龍一選手が、ミラノ・コルティナ五輪2026冬季オリンピックのフィギュアスケート団体戦で銀メダル、個人戦・ペアで金メダルを獲得! 感動をありがとう!》
“広報誌”の表紙を飾るのは、現在メディアにひっぱりだこの『りくりゅう』。
「兵庫県宝塚市の広報誌『広報たからづか』の最新3月号は、三浦璃来選手・木原龍一選手ペアが表紙となっています。三浦選手は宝塚市出身。2022年の北京五輪においてフィギュアスケート団体で銅メダル(後に繰り上げで銀メダル)、ペアで日本勢過去最高の7位となった際に同市より宝塚市特別賞が贈呈されています」(スポーツ紙記者、以下同)
今回の『広報たからづか』はいつもと異なり、“3月号”の部分がりくりゅうが獲得したメダル、“金メダルと銀メダル”のイラストとなっている。
「宝塚市在住の人はもちろん、市外の人からも好評となっています。『広報たからづか』は市の広報誌であり、宝塚市の世帯と事業所に配布されるもの。逆に言えば市外の人には配布されないものですが、フリマアプリなどで転売されてしまうほど。これは市も呼びかけている“NG”行為なわけですが……」
今回のりくりゅう表紙は、突然の“差し替え”で掲載されたという。当然ながら印刷物には“締切”が存在するが、写真使用の許可取りをはじめ、いくつもの工程を突貫で行わなければ、発刊に間に合わない。
りくりゅうペア表紙掲載の経緯
そんな話題のりくりゅうペアの表紙掲載の経緯について、『広報たからづか』を刊行している宝塚市に話を聞いた。
「4年前の冬季オリンピックで団体銅メダルを獲得された際にも広報誌にインタビューを掲載させていただいており、今回も本市出身の三浦選手の功績をご紹介できるよう、早い段階からオリンピック出場写真を表紙に使えないか検討を行っておりました。直近の2024年夏季オリンピックで本市出身の玉井陸斗選手が日本人初となる飛込でのメダル獲得を達成され、その写真を掲載した広報誌表紙が市民の皆様から高評価をいただいたことも掲載を決めた要因の一つです」(宝塚市役所広報課、以下同)
りくりゅうペアのメダル獲得は2月17日。3月号への掲載は、締め切りなどの都合上、非常にスケジュールがタイトとなったはず。今回の表紙は、緊急対応で差し替えとなったそうだが、どのような対応となったのか?
「フリースケーティングが2月17日、広報誌の印刷日が翌18日と、余裕がほとんどない中での表紙作成となりました。メダル獲得を見越してオリンピック公式写真を手がける会社と事前に調整を行い、17日の始業時間には写真の選定を行えるだけの準備を進め、広報課職員全員で意見を出し合って写真を決定。お二人の功績を讃えるテキストやメダルふうのアイコンなどを追加し、納期ギリギリに表紙の最終稿を完成させました。また、現在の表紙にある五輪カラーとは別に、スケートリンクのような色味を再現した『たからづか』の題字も用意しておき、どのような写真に決まってもすぐに対応できるよう、あらかじめ準備を整えておりました」
五輪だけでなく市職員の動きにも感動
宝塚市議会議員の坂本篤史氏は、本件について《この表紙にするため市職員の活躍があったと伺いました。オリンピックだけではなく市職員の動きにも感動》と投稿していた。市職員の活躍については……。
「写真の選定やデザイン案の作成は職員が行いましたが、素晴らしい写真を撮影されたカメラマンの方、タイトなスケジュールに間に合うよう柔軟に対応いただいた提供会社様、確定までに何パターンものデザインを作成してくださった印刷会社様、そして何よりオリンピックという大舞台で最高の演技を見せてくれた三浦選手・木原選手のおかげで、大勢の方の目に留まる表紙を完成させることができました。関係者すべてのご尽力に感謝します」
ふたりの努力、それによって獲得したメダル、そしてその感動。市の祝福。りくりゅう旋風が止まらない。
