CHIEさん

4月配信予定のNetflixドラマ『地獄に堕ちるわよ』が話題です。かつて一世を風靡した故・細木数子さんをモデルとした波瀾万丈の作品ですが、同じくメディアで活躍した、あの占い師はどうしているのか。本人たちに当時の思い出と、近況を聞きました!

「細木(数子)先生の『地獄に落ちるわよ!』の言葉は、インパクトがありましたよね! 占い師として尊敬していますが、私の鑑定は先生とは正反対(笑)。ネガティブなことは言わず、納得してもらうことを大切にしています」

レオ様を占った過去

 こう語るのは、「スピリチュアル女子大生」として多くのメディアに登場し、若い世代にも人気を博したCHIEさん。当時女子大生だった彼女がメディアに出演し、変化はあったのだろうか。

「テレビ番組で、レオナルド・ディカプリオさんなど世界的なスターたちの鑑定をしたことがいちばんの思い出です。

 レオ様は当時、キャリアの切り替わりの時期でしたが、鑑定を終えると大変喜んで、彼のもとに届いていたたくさんのお花の中から、きれいなブーケを私にプレゼントしてくれたんです。オーラとエネルギーはすごいものがありましたね」(CHIEさん、以下同)

 また、マツコ・デラックスからも大きな愛を感じたという。「お会いした後、年賀状を送ったのですが、ちゃんとお返事をくださったんです。ビッグになる方はやはり、真心があるのだと気づいた貴重な機会でした」

 こうした経験で培ったものは、鑑定と並行して力を入れている自身の占い師養成講座での糧にもなっているそう。

「今は、3歳の息子を育てている真っ最中。仕事とのバランスが取れているなんてとても言えません(笑)。でも、ウチの子は私の仕事を理解してくれているので、励みになっています。親子鑑定や子育てをしていて、占い師のように、気軽に相談できる存在が必要だと感じたんです。

 自分自身や家族、友達が悩んでいるときに、人生経験や占いの手法を使って『こんな考え方もあるよ』『こっちの道に行ったら、もっとハッピーになれるんじゃない?』とアドバイスができる人がそばにいたら、皆が生きやすくなるはずだと思って、講座を始めました」

 自分自身が「幸せな」占い師を養成したいと語る。

「お母さんが幸せそうにしていることこそが、子どもにとって大切だと気づきました。家族のために、とキャリアややりたいことを犠牲にして、『ママ、かわいそう』とか『子どもを持つって大変』と思われたら、自分も周囲も幸せではない。

 占い師は、子育てを含めたこれまでの経験すべてが役に立つ仕事です。それを誇りに思える、幸せな占い師たちをこれからも育てていきたいですね」

 CHIEさんによると、丙午の今年は、興味があることにチャレンジすると成果につながりやすいそう。何かを始めたい方は、ズバリ! 挑戦してみてはいかがだろうか。

あの占い師は今……

●銀座の母
 全盛期には前日の夜から行列ができるほどの人気ぶりだった「銀座の母」こと横田淑惠さん。「一人でも多くの人を救いたい」と、40年以上、鑑定を行っている。現在も銀座の地で、四柱推命、手相、人相、九星などを用い、悩める人の相談に乗っているそうだ。

●魚ちゃん
 強烈なキャラと毒舌でテレビを賑わせていた韓国出身の魚ちゃん。新大久保の韓国料理店で接客の傍ら、生年月日、名前の画数、干支やオーラによる独自の占術で、辛口だが的確な鑑定が評判を呼んだ。新大久保の韓国料理店を閉め、現在は銀座でバーラウンジ「魚ラウンジ」を経営。完全予約制で、ここでも彼女に占ってもらえるそう。

●大泉の母
 東京・練馬の画廊喫茶「道化師(ピエロ)」で手相、霊視による鑑定を行っていた「大泉の母」こと木下多恵子さん。全国から鑑定に訪れる客で賑わっていた店は、現在は売りに出され、人影はなかった。近所の人によると「数年前に引っ越していった」とか。今も元気でいるといいのだが……。

東京・練馬の画廊喫茶「道化師(ピエロ)」
ちえ 1991年生まれ、群馬県出身。14歳のときに遭った事故により記憶障害になり、以来、人のオーラや亡くなった人が見えるようになる。その力を生かし、「スピリチュアル女子大生」として、テレビをはじめ多くのメディアに出演し、注目を集める。

取材・文/三尋木志保