「第57回 現代女流書展」を鑑賞された愛子さま

 天皇家の長女・愛子さまは3月2日、東京・日本橋で行われていた「第57回 現代女流書展」を鑑賞された。例年、女性皇族方が足を運んでいる同展だが、愛子さまが訪れるのは今回が初めて。

愛子さまがじっくり見られた作品

 会場では、日本を代表する女性書家およそ120人の作品を展示。

 幼いころから書に親しまれ、大学では平安時代の女流歌人について学ばれたご経験もある愛子さま。一つひとつの展示を丁寧に見て回り、書体や余白の使い方について、熱心に質問を重ねられた。

 中でもじっくりご覧になったのは、本橋郁子さんの『石ばしる』。皇族だった志貴皇子が『万葉集』の中で詠んだ和歌を題材にした作品だ。かな文字の絶妙な配置に着目しつつ「春の美しい歌ですね」と、にこやかにお話しになった。

 また、毎年1月に行われる「歌会始の儀」では、ご自身も毛筆で短歌をしたためられる。そのことに触れ、「書を勉強しなければと思いつつ」と意欲を示された。そこには、書への深い愛情と探求心があふれていた。