銀行員、医師、美容師、今ならパティシエと刑事……日曜夜9時、TBSの看板枠「日曜劇場」は、さまざまな人間ドラマを描いてきた。高視聴率を獲得した作品、社会現象にまでなった作品もあれば、その逆も。また世間では名作という評価だが、期待ほどではなかったものも。
老若男女1000人に聞いた「がっかりだった」日曜劇場ランキングを発表。
がっかり10位 ビューティフルライフ
「木村は何を演じても木村」(64歳・男性)
「木村拓哉を使えばいいんだろ?という思いが伝わってきた」(52歳・女性)
「がっかり」の理由は木村。ではあるのだが、「よかった」6位の理由も大多数が木村がよかったというものだった。
がっかり9位 Get Ready!
「キャストが豪華で期待したが、ストーリーそのものに興味がなかった」(53歳・男性)「医療ドラマらしくないシナリオでハラハラドキドキ感がなかった」(36歳・女性)
「キャストはいいのに……」という評価は、ドラマにおいてある意味、最低?
がっかり8位 華麗なる一族
「山村聰の旧作に比べると、主演男優の格が軽すぎる」(59歳・男性)
「木村拓哉ばかりが目立っていて、ストーリーが入ってこなかった」(57歳・女性)
多くの人気ドラマ・映画の原作となった山崎豊子作品。本作もたびたび映像化(山村聰主演は'74年放送)。「昔の作品のような重みがない」(73歳・女性)といった声もあり、過去の大作を現代に描くのは少し無理がある?
がっかり7位 テセウスの船
「犯人がしょうもない人物だったから」(45歳・男性)
「真犯人にガッカリ。見ていた時間が無駄になった感じ」(58歳・女性)
竹内涼真主演のミステリー。原作漫画から犯人が変更されたことが物議を醸した。
がっかり6位 特上カバチ!!
「主演の演技のひどさに見るのをやめた」(48歳・女性)
「主演が大根だった」(57歳・男性)
「櫻井翔さんでなかったら見てなかったけど、櫻井さんの演技が……」(52歳・女性)
主演は嵐・櫻井翔。ファンですらかばいきれない─そんな悲痛な評価がちらほら。
がっかり5位 下剋上球児
「現実離れした展開に途中からシラケた」(58歳・男性)
「実写でスポーツを扱うと、どうしてもスポーツのシーンがスベる」(57歳・男性)
原案は弱小校が甲子園に出場するまでの軌跡を描いたノンフィクション作品。本作は野球シーンの一部をアニメで表現。“実写では不可能”なシーンを工夫して描こうと努力はしていたが……。
がっかり4位 グランメゾン東京
「期待が大きすぎた」(43歳・女性)
主演は木村拓哉、加えて鈴木京香、及川光博に沢村一樹とくれば否が応でも……。
「ストーリー展開が先が読めるような感じでつまらなかった」(64歳・男性)
「木村拓哉が異常に目立ち、そのほかのキャラがかすんでいた」(43歳・男性)
木村は日曜劇場に最多出演(7回)。“分母”が大きい分、ランキングでも登場回数が多くなるのは仕方なし?
がっかり3位 キャスター
「スキャンダルで見る気がなくなった」(50歳・女性)
「ゴシップもあったけど、途中で単純にストーリーに面白さを感じなくなったから」(50歳・女性)
「どんでん返しを繰り返すことに注力したせいでストーリーが不明確でわかりにくかった」(54歳・男性)
出演者(永野芽郁)のスキャンダルに巻き込まれたのは間違いないが、作品自体の評価も芳しくなかった。
がっかり2位 海に眠るダイヤモンド
「過去と現在の行き来がわかりづらかった」(59歳・男性)
「なんかわかりにくい内容だった」(17歳・女性)
「あり得ない設定で見ていて中身がよく伝わらない」(61歳・女性)
《過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント》と謳ったが、下は10代から上は70代まで世代を問わず「よくわからん」の声。平均視聴率8・3%は近年で屈指の低さ。
がっかり1位 アトムの童
「最初は面白くて見ていたけど、だんだん話がわからなくなってきて見なくなった」(19歳・女性)
「ストーリーに無理があった」(45歳・男性)
「最後のほうで主人公が敵対していた会社に入ってゲームを作っていて、納得いかなかった」(38歳・男性)
「差し押さえについてとか、法律的におかしいところが複数あって、どうにも面白いと思えなかった」(40歳・女性)
山﨑賢人主演でゲーム業界を描いた。「最初は面白かったのに」という理由で本作に投票した人が多数。最初に期待させておいての裏切りは、“倍返し”な評価に。
日曜劇場はTBSの看板ゆえに初回の視聴率は取れる。だからこそ、最終回まで走りきれなかったときの“がっかり”は深い。あなたにとっての日曜劇場の名作と駄作は?
