愛子さま

 3月8日、東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。この日の日本対オーストラリア戦を天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが観戦された。野球の国際試合における「天覧試合」は、1966年11月の日米野球以来、およそ60年ぶりとなった。

愛子さまのガチ観戦スタイル

 ご一家が貴賓席に着くと、会場からは大きな歓声が。それに応じるように笑顔で会釈されると、観客席からはより一層大きな拍手が送られた。

 観戦中の説明役を務めたのは、栗山英樹氏。3年前のWBCで、侍ジャパンの監督としてチームを優勝へ導いた立役者だ。ご一家は栗山氏の説明に熱心に耳を傾けながらご観戦。試合は4対3で日本が勝利し、感動的な逆転劇を最後まで見守られた。

 試合後、記者団の取材に応じた栗山氏は「野球が本当にお好きで、深い知識と関心を持たれていた。選手たちをリスペクトするお気持ちが印象に残りました」と明かした。

 中でも注目を集めたのが、今回初めて球場でWBCを観戦された愛子さまの野球愛だ。

「周東佑京選手の代走の場面で『足の速い周東さんですね』と話され、選手の特徴もしっかりと把握されていたようでした。

 また、栗山氏にチェンジアップの握り方や打法など、技術面についての質問も重ねられたと言います。栗山氏が『まさに野球人と話しているよう』と称するほど、野球への深い理解と興味を示されていました」(皇室担当記者)

 さらに、愛子さまの“観戦スタイル”も話題に。試合が始まると、愛子さまはメガネを着用された。普段のご公務ではあまり見ることのできない珍しいメガネ姿に、

《観戦スタイルがガチすぎる》
《メガネでガチ観戦される愛子さまが素敵すぎる》
《はじめて見たけどメガネ姿もかわいらしくてお似合いです》

 と、ネット上では絶賛の声が相次いだ。

「愛子さまは、スポーツを観戦される際によくメガネを着用されています。例えば、昨年9月に開催された『東京2025世界陸上競技選手権大会』や同年11月の『東京2025デフリンピック』でも、メガネをかけて観戦されていました。

 他にも、雅楽演奏会や展覧会などでも、メガネ姿を見られることがあります。何事にも真摯に向き合おうとされる姿勢の現れだと思います」(前出、皇室担当記者)

黒田清子さんに似てるの声

 愛子さまのメガネ姿を見て、ある人物を連想するという意見も。

《紀宮さまの雰囲気に似ているんだよなあ》
《清子さんによく似ていらっしゃる》
《どことなく叔母上様に似たところがありますね》

 天皇陛下の妹、つまり愛子さまにとって叔母にあたる黒田清子さんの面影を感じるというのだ。

メガネ姿が印象的な黒田清子さん(当時、紀宮清子内親王)(写真/宮内庁提供)

 清子さんは、2005年に東京都職員の黒田慶樹さんと結婚。皇室を離れて民間人となった。一方で、結婚後も皇居での鳥類調査に参加。その際に天皇皇后両陛下や愛子さまと交流する姿も見られるという。

 2017年からは伊勢神宮の祭主に就任し、公的儀式に関わる重要な任務を果たすなど、現在も皇室を支える存在だ。

「質素倹約を重んじ、真摯に物事に向き合う姿勢といった共通点がお二人には多く見られます。清子さんも愛子さまも、同じ“天皇の娘”という立場で国民から深く慕われてきました。血縁はもちろんですが、そうした内面的な共通点からも雰囲気や顔立ちが似ていると感じる方が多いのかもしれません」(前出、皇室担当記者)

 メガネをかけて真剣に野球を観戦される愛子さまの誠実なお姿は、叔母である清子さんの面影とも重なって見えた。60年ぶりの天覧試合は、愛子さまの新たな一面を国民に印象づける機会となったようだ。