ヴィジュアル系ロックバンド『theGazettE』からの除名が発表されたギタリスト・葵(本人のXより)

 ヴィジュアル系ロックバンド『the GazettE』が、ギタリスト・の除名処分を発表した。同バンドは2002年に結成し、今年で結成24周年を迎える。20年以上も活動を続けてきた彼らに起きたトラブルは――。

除名発表のギタリスト・葵の“反論声明”

「東京ドーム単独公演やワールドツアーをおこなうなど、彼らの活動は順風満帆でした。しかし、2024年4月にベースのREITAさんが急逝したことから、崩壊が始まっていったようです」(音楽レーベル関係者)

 その後、2025年3月に所属事務所の代表取締役が辞任。代表の権利をバンドのメンバーに委任する意向を示し、代表はドラムの戒が務めることになったのだが、この代表権に葵が執着し始めたというのだ。

 葵は職務放棄をおこない、メンバー間で軋轢が生まれるように。さらに葵は、精神的な病により傷病手当を取得していることを理由に、バンドからの脱退を希望。2025年8月には葵から事務所宛に封書が届き、賠償金として1000万円の要求があったという。9月5日にも金銭の要求があり、そちらは慰謝料の名目でおよそ800万円の金額だったそうだ。

 当時、バンドはライブツアー『異演』の真っ只中である。メンバーやスタッフの説得により、8月25日と9月30日におこなわれた公演には葵も出演したが、今度は11月17日に内容証明でおよそ800万円をライブのギャランティーとして要求。さらには、スタッフに対するパワハラも問題視されていたそうだ。

the GazettE・葵がXで声明

 金銭を要求したことについて、葵は『週刊女性』の直撃に「不当な請求はしていないです。正当な要求だと思っています」と答えている。そして……。

2026年3月上旬、事務所をめぐるトラブルや脱退について本誌に答えた『theGazettE』の葵

「3月10日、『the GazettE』が公式サイトを更新し、葵さんの除名を発表しました。理由は《一方的なバンド活動の放棄と既に決まっていたリリースやツアーに対する活動の妨害行為、それに伴う度重なる背信行為》とのこと。これ以上、同じスタージに立つのは困難と判断したと説明しています」(前出・音楽レーベル関係者)

 しかし、除名処分について葵はXで声明を発表。2025年9月には脱退していたという認識のため除名処分ではないことや、背信行為とされるような行為をしたことはないと反論している。

 どうしようもないほどの溝ができてしまった葵とバンド側。葵はその後、投稿したポストで《夢を追いかけ出逢った5人が、同じ想いを胸に突き進んだ23年間は、私にとってかけがえのない時間であり、決して色褪せることのない想い出です》と綴り、さらに関係者やスタッフへ感謝の言葉を記している。

 一連の騒動に対してネット上では、「辞めたい人を事務所が引き止めてたってこと?でも問題行動があったんだよね?なんで辞めさせなかったんだ?よく分からないな」「まあどれだけ仲の良いバンドでも不協和音は出てくるから。仕方ない」「どちらが正しいとかは分からないけど、ここまで双方の主張が食い違ってるの見ちゃうと一気に気持ちが冷めるな」などの声が上がっている。

 ファンの気持ちを考えるといたたまれないが、彼らの溝が埋まることはもうないのだろうか――。