菅田将暉 中島裕翔
渋谷スクランブル交差点近くにある喫茶店の窓際でロケ中の中島裕翔(右)と共演の菅田将暉(左)

 とある土曜の早朝。東京・渋谷のスクランブル交差点を見下ろせる喫茶店の窓際に、スラリと背が高く甘いマスクのジャニーズが。昨年『水球ヤンキース』(フジテレビ系)で頭を金髪に染めて主演を張り、現在はフジ月9『デート』で杏と共演中の中島裕翔だ。

「朝7時前から撮影が始まっていました。中島くんと一緒にいたのは、同い年の俳優の菅田将暉くんです。ふたりは喫茶店の2階からずっと外を眺めており、勝負事のような、何かのゲームするシーンのようでした」(目撃した学生)

 突然ガッツポーズをしてイスから勢いよく立ち上がる菅田。一方の中島はガックリとうなだれて……。どうやら勝負の行方は菅田の勝ち、というストーリーのようだ。

「このロケは、同じジャニーズの加藤シゲアキくんが初めて書いた小説が原作で、来年公開される『ピンクとグレー』という映画ですね。中島くんはこれが映画初出演でしかも初主演。原作がジャニーズの先輩ということもあって"バーター"なんて言われていますが、とんでもない。彼は11歳のジャニーズJr.時代にキムタク主演の月9『エンジン』からドラマで活躍しているジャニーズきっての演技派ですよ」(映画業界関係者)

 順調にすすんだロケは3時間ほどで終了。現場から撤収する際、中島は晴れ渡った渋谷の街並みを自分のスマホでカシャッ。

「原作は16万部売れたヒット作。監督はヒットメーカーの行定勲氏。中島くんにとっては、けっこうなプレッシャーのはず。もしかしたら加藤くんに撮影の進行具合をメールで報告しているのかもしれませんね」(前出・映画業界関係者)