松本洋平文科相

「文科行政のスペシャリストとして就任をお願いした。仕事でしっかりと返してほしい」

 3月12日、『週刊文春』で報じられた松本洋平文部科学相(52)のW不倫疑惑を問われて、更迭を否定した高市早苗首相(64)。文科相を続投させる意向を示した高市首相は、依然として高い内閣支持率をキープするが、綻びも見え始めてーー。

 既婚女性・A子さんとのW不倫を報じられ、11日の衆院文部科学委員会で「まだ内容を見ていない」と、内閣を揺るがしかねないスキャンダルの当事者にも関わらず、まるで他人事のように説明責任から逃れた松本文科相。

 翌12日の衆院予算委員会では一晩かけて読み込んできたのか、「報道された内容はいま現在ではなく過去の話であります」と、不倫関係をはっきりとは口にはしなかったものの概ね事実と認めた。そして「家族間におきましては整理がついている案件」と、妻への謝罪も済ませや、家族でも解決済みの問題と強調した。

 一方で密会を重ねていた当時、週末にA子さんを衆議院議員会館の自室に招き入れていたことを指摘されると、「いらっしゃったのは事実」とするも「意見交換やお話をさせていただいた」「規則に反していることはない」と弁明。議員会館でやましいことはなかったと“潔白”とするのだった。

 “密会”にはレンタル会議室やホテルを利用していたとされる松本文科相だが、仮に議員会館をホテル代わりに使っていたのなら大問題で、大臣どころか議員辞職も問われる事態を招きかねない。

 ここで思い出されるのが、当時部下だった男性職員・B氏と「複数回ホテルに行ったことは間違いがありません」との事実を認めた、群馬県前橋市長・小川晶氏(43)の不倫騒動だ。一般的に大人の男女が2人きりで“ホテル”に入室した場合、“行為”があったことは容易に想像できるのだが、

懲戒処分で市を去ったB氏の再就職先

高校生を議員会館に迎え入れた松本洋平文科相(公式インスタグラムより)

「男女の関係はない」「公務外の相談に乗ってもらった」

 などと一貫して男女の関係を否定した小川氏。その後に辞職に伴う市長選に臨み、市民からも許されたのか涙の再選を果たしている。

 彼女が弁明したように何ら問題ない行動だったのならば、不倫相手とされたB氏の“その後”が腑に落ちない。彼もまた「男女の関係は一切ない」とする文書公開したのだが、市から停職6か月の懲戒処分を下されて依願退職している。

 これで小川氏の不倫騒動の真相は“闇の中”となったのだが、今回の松本文科相の場合は少々事情が異なる。W不倫のお相手であるA子さんは、文春の直撃取材に応じて“議員会館“にも言及しているからだ。。

 3月13日、『フライデー』が前橋市役所を退職したB氏が、市長選で小川氏を支持していた男性が社長を務める企業に再就職したことを伝えている。同氏は市長からの“紹介”や“仲介”は否定しているが……。

 仮に今後、彼女の口から“議員会館での真実”が語られることがあれば、文科相はもちろん、続投任命した高市首相の立場にも影響を与えるが、今ごろ松本文科相はどんな意見交換をしているのだろうか。