3月8日、タイ在住の一般ユーザーが投稿した現地ワコールの広告が波紋を呼んでいる。
《昨日、ショッピングモールで会ったんだけど、私だけがこれ変だと思うの?(翻訳)》
背景に黒板が写り制服姿らしきファッションの若い3人の女性モデルが、シャツのボタンを外したりスカートをめくり上げ、下着を見せながらカメラ目線で決めている広告の写真が添えられていた。
日本の本社は「不適切な表現が含まれていた」
この投稿は表示数が931万回を超え、3万のリポスト、2万のいいねがつくほど反響を呼ぶことに。現地のユーザーからは、
《よく見ると違うっぽいけど、チラッと見たときは「これ制服じゃん」って感じ。なにこれ(翻訳)》
と、驚く声が続出。3月10日頃からは日本人ユーザーの間でも拡散されるように。
《未成年の制服ですね。日本の気持ち悪い文化の気持ち悪い広告本当に申し訳ありません》
《タイでワコールが燃えてる。そら燃えるわってコンセプトだわ 怒る人がたくさんいて、タイはまともで羨ましいなんて思っちゃった》
日本人ユーザーからも、炎上して当然だという声が多く上がっている。炎上を受け3月9日にはタイのワコールXアカウントは謝罪文を発表しているものの、日本での炎上は収まる様子はない。
何故、このような広告を打ち出したのか? 日本のワコール本社に問い合わせると、現地での広告はすでに取り下げていると明かした。
「このたび、当社海外グループ会社であるタイワコール株式会社が実施した広告プロモーションにおいて、不適切な表現が含まれていたことにより、多くの皆さまにご不快な思いをさせてしまうこととなり、深くお詫び申し上げます。当該の広告はご指摘を受けて、既に取り下げております」
続けて、
「当社は従前より、広報、宣伝、販売促進活動における表現物制作に関するガイドラインを策定し、国内外のグループ会社において運用してまいりました。しかしながら、今回の事案においては、その運用が十分に機能しておりませんでした。当社は本件を厳粛に受け止め、当社グループ全体で表現管理体制を見直し、運用の徹底と仕組みの実効性を向上させることで、再発防止に取り組んでまいります」
再発防止に取り組むというコメントを寄せた。
日本では学生服を着用した女性グループ「新しい学校のリーダーズ」が過激なパフォーマンスで支持を集めるなど制服姿の女性の表現に寛容な部分があるが、海外だけでなく国内でも疑問に感じている人が少なくないということは肝に銘じるべきだろう。
