日本テレビ社屋

 3月24日放送の『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの? 賞金1000万SP』(日本テレビ系)のある“演出”に疑問の声が寄せられている。

全組の結末に“既視感”あり

「小学生の問題を11問正解できれば賞金1000万円という人気クイズ番組の2時間特番です。冒頭の煽りVTRでは、『番組史上初の奇跡が起きる』という思わせぶりな“告知”が流れました」(テレビ誌ライター、以下同)

 最初に挑戦したのは、かまいたち&長嶋一茂のペアだった。彼らは「五の画数」「3つの地図記号の中から税務署を表す地図記号を選ぶ問題」などを順調に正解していった。

 助っ人小学生の“救済”をうまく使いながら、あっという間に最終問題へ。

 とうもろこし、にんじん、サニーレタス、パセリ、とうがらし、ゴーヤという6つの中で、“緑黄色野菜”をすべて選ぶという問題で、5つまで正解。しかし最後のゴーヤを「緑黄色野菜」と答えて不正解となり、賞金獲得はならなかった。

「番組としてはスリリングで、視聴者も思わず固唾をのんで祈るように見ていたのかもしれません。ところが、この“10問目までは順調に正解”、さらに“最終問題も選択肢5つまでは正解”という、いわば引っ張り演出が、次の挑戦者である羽鳥慎一アナと藤井貴彦アナという日テレ同期入社コンビのときも見られたのです」

 彼らに11問目で立ちはだかったのは「6種の生き物のうち、北海道本島内から観察できる野生の動物すべて選びなさい」というもの。ホッキョクグマ、ペンギン、アザラシ、ラッコ、イノシシまでは正解し、最後の「シャチ」を「観察できない」と答えたのだが、これが不正解だった。

 3組目、伊沢拓司とロザン宇治原史規という“クイズ王コンビ”も同じく1000万円を目前にした11問目で、最後の選択肢あと1つで外すという、ある意味での“奇跡の一致”が起きたのだ。

 SNSでは、

《3組連続で最終問題の最後の一つで間違えるって そんなことあるか?》
《露骨すぎるな…毎回最後の1問で不正解って》

 といった思わぬ指摘が寄せられてしまった。これについて放送作家が語る。

「どの組も10問目までは順調に進み、最終問題では必ず“あと1つ”で不正解になるという展開が続きましたので、たとえ番組側が意図的に仕掛けたものではないとしても、結果として“引っ張り演出”のように見えてしまったことは否めません。同じパターンが繰り返されたことで視聴者には既視感が生じ、“できすぎた展開”という疑問の声につながったのでしょう」

 冒頭で“奇跡”をうたっていたのも、かえって疑念を招いてしまう結果となったようだ。