3月29日(日本時間30日)、米大リーグのホワイトソックスvsブルワーズ戦がおこなわれた。「2番・一塁」でスタメン出場したホワイトソックスの村上宗隆(26)は、1打席目にフルカウントから四球を選んで出塁。
そして2点リードで迎えた2回2死走者なしで2打席目に立った村上は、フルカウントから内角低めのカットボールを捉え右翼フェンスをギリギリ超えるソロホームランを放った。打球速度は102.1マイル(約164.3キロ)、飛距離は375フィート(約114メートル)。村上にとってメジャーデビューから3試合連続でのホームランとなった。
村上宗隆、メジャー史上4人目の快挙
「メジャーデビューから3戦連続ホームランを放ったのは、メジャー史上4人目の快挙となります。日本からメジャーに挑戦した選手では、村上選手が初。メジャーデビュー後、その存在感をMLBファンや球団関係者に強烈に見せつけています」(MLB評論家)
試合後に村上は、自身の打撃結果について「びっくりしているというか、しっかり課題も出ているんで。アウトコースの見逃しだったり、右ピッチャーの上からの角度だったり、というところは自分の中で課題が出ているので」「その課題をどんどんつぶして、打てるゾーンはしっかり継続して打てるようにやっていきたいなと思います」と語り、さらなる結果のため冷静に分析していることがわかる。
じつは今回のメジャー移籍について、実力的にメジャーでは通用しないのではないかと懸念されていた村上。打撃だけでなく守備力にも疑いの声が上がっていたが、ブルワーズとの2戦目には華麗な守備も披露しその懸念は払拭されたようだ。
この活躍に現地ファンからも村上を称賛する声が相次ぎ、ネット上には
《村上は本物だな!》
《ホワイトソックスは最高の掘り出し物を得たようだ》
《“すごい”の一言でしか表せない》
といった反響が続出している。
ファンの予想に反して快進撃
「移籍先が決まる前、アメリカのサイト『トレード・ルーマーズ』によると村上選手は『FAトップ50』で全体4位にランクインしていました。
予測年俸も8年で総額1億8000万ドル(約283億6800万円)と噂されていましたが、結果は2年3400万ドル(約53億円)と大幅ダウン。しかも“最弱球団”のホワイトソックスですから、あまり活躍は期待できないと考えるファンも多かったと思われます」(前出・MLB評論家)
しかし蓋を開けて見れば、この快進撃。これにはMLBファンからも
《おいおい、メジャーに通用しないんじゃなかったのか?》
《守備が弱いって話は一体なんだったんだ!?》
《これはホワイトソックス大勝利》
などと驚きの声が上がっている。
とはいえ、ホワイトソックスは8回に6点を奪われて逆転負け。チームは開幕から3連敗を喫する形となった。
かつてエンゼルス時代の大谷が本塁打を放ってもチームが勝てない状況を「なおエ」と呼んでいたように、ネット上では、 《なおホワイトソックスは3連敗です》 《多くのファンが開幕前から危惧していた通り「なおホ」の模様》 といった声が上がっている。
孤軍奮闘する村上がどこまでチームを牽引できるか。今後のさらなる活躍に期待したい。
