3月30日に衆議院予算委員会が開かれ、共産党の辰巳孝太郎議員が登壇した。イラン情勢について質問する場面が見られたが、辰巳議員の“ある態度”が物議を醸している。
高市首相に迫る辰巳議員
辰巳議員は、ホルムズ海峡閉鎖によるエネルギー不足の影響がすでに医療機関にも及んでいると訴えた。その上で、駐日イラン大使がホルムズ海峡について日本から何らかの提案があれば喜んで検討すると語ったと言い、高市首相に向けて「総理、日本としてイランとの対話を始めるべきではないですか!?」と追及。矢継ぎ早に「これ総理、総理! 総理!」と声を荒げて迫った。
しかしこの答弁には、茂木敏充外務大臣が挙手。そのまま茂木大臣が指名され席に立つと、辰巳議員は即座に顔を傾け「カァーーー!」と声を漏らし、不満げな様子をあらわに。マイクを通して、辰巳議員の大きなため息が議場内に響いた。
「その後、茂木大臣が“イランとはすでにさまざまな対話をおこなっております”と話し始めたときも、辰巳議員と思われる“ハァーーー”という特大のため息が聞こえました。茂木大臣の声に重ねてはっきりと聞きとれるほど。茂木大臣はそのまま顔色を変えずに淡々と答弁を続けましたが、内心どう思っていたか……」(政治ライター)
イランと対話するべきという辰巳議員に質問に対して、すでに対話をしているとの回答だったのだが、すぐさま辰巳議員は「なんでこの問題に総理が答弁しないんですか!」と厳しく追及。手を大きく振りかぶって再び高市首相に答弁を求めた。
登壇した高市首相が「先ほど外務大臣が答弁をしましたが」と話し出すと、そこでもため息をひとつ。つづいて首相の答弁中も、何度も「ハァーー」という大きなため息を繰り返した。
最後まで不満げの辰巳議員
高市首相は、今後のトップ会談について「事態の推移を見ながら国益に資するようにしっかりと判断をさせていただきます」と冷静に締めくくったが、辰巳議員は最後まで不満げだった。この態度にネット上では、
《相手が喋っている時にわざと大きいため息つくのって、フキハラってやつだよね》
《これぞ典型的なフキハラ》
《議論をする態度じゃない。ただ相手に不快な思いをさせたいという未熟な態度》
《国会議員以前に大人として恥ずかしくないの?》
《会社でこんなため息する人居たら最悪。不機嫌を表に出すのが良くないということすら知らないのだろう》
などと、厳しい声が次々にあがっている。
「辰巳議員の攻撃的な態度はたびたび見られます。今月12日にも、登壇した小泉進次郎防衛大臣に対して“しゃしゃり出てこないで”と発言。その際も“何様のつもりだ”と批判が殺到しました。辰巳議員は、プライベートでは3児の父。子ども達への想いをインスタグラムに投稿するなど良いパパぶりを見せているのですが、国会でももう少し穏やかになってほしいものですね」(前出・政治ライター)
令和の現代、相手を威圧するような攻撃的で感情的な姿勢は、一気に支持を失いかねない。
《国難に直面しているときに、なぜ前向きに協議できないのか不思議で仕方ない》という声もあったが、落ち着いた建設的な議論を多くの国民はのぞんでいることだろう。
