かねてからの物価高に加えて、中東情勢の悪化による石油危機への不安が高まる中、4月から国内ではさらなる一斉値上げが実施される。その対象は2500品目以上。怒涛の値上げラッシュに世間からは悲鳴が続出している。
タバコに紙製品など値上がり
まずは原材料やエネルギー価格の上昇を受けて食用油が値上がり。ティッシュやトイレットペーパーなど家庭用や業務用紙製品の大手・大王製紙は、現行価格から10%以上引き上げるという。
「また、4月から“加熱式たばこ”の税率引き上げに伴ってタバコも値上がりします。一部の紙巻たばこも値上げが報じられていて、加熱式・紙巻きともに一箱20~50円程度引き上げられるようですね。タバコについては今後も段階的な増税が決まっているので、これからもさらに値上がりするでしょう」(経済アナリスト)
タバコや酒といった嗜好品はともかく、国民の生活に直撃するのはやはり食品類だろう。日清食品は「カップヌードル」「チキンラーメン」「どん兵衛」などの即席麺やスープなど約170品目を5~11%値上げすると発表した。ハウス食品もグラタンやおでんの素など、7品目が約13~17%の値上げ。キューピーは業務用の調味料や卵加工品など計589品目の価格を約3~24%引き上げる。
生活に大きな打撃を与えるだろう値上げラッシュ。しかもアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃が続き石油危機が長引けば、これだけでは済まない可能性が高い。このままでは今年後半にかけてさらなる大幅値上げラッシュが始まる恐れもあるのだ。
先行きの見えないこの状況に、ネットでは
《4月からの値上がり幅エグすぎる!》
《これだけ値上げされたらGWどころじゃないかも……どうやって乗り切ったらいいの?》
《原油不足もいつ解消されるかわからないし、お先真っ暗だな》
と悲痛な声があがっている。
値上げの『どん兵衛』は吉岡里帆をCM起用
「余談ですが、4月から値上げが予定されている日清食品の『どん兵衛』が4月24日から『帰ってきたどんぎつね篇』のCMをテレビ放映することがわかっています。吉岡里帆さんが4年ぶりに“どんぎつね”として帰ってくるとあって、大きな話題になっています」(前出・経済アナリスト)
通常なら手放しで“どんぎつね”の帰りを喜びたいところだが、よりにもよってこの値上げのタイミング……。これには、
《吉岡里帆再登板で値上げの影響を打破しようとしてる?》
《値段から話題を逸らせたいんだろうな》
といった声も。
一体いつになったら生活の心配をしなくて済むようになるのか。「強い日本」も結構だが、国民の日々の暮らしについてももう少し考えてほしいものだ。
