NHKを退職した和久田麻由子アナウンサー

 NHKの“絶対的エース”として君臨してきた和久田麻由子アナウンサー(37)が、2026年3月をもって同局を退職したことが報じられ、放送業界に激震が走っている。

 東京大学卒、紅白歌合戦の司会から『ニュース7』まで、まさに「NHKの顔」を全うした彼女の次なるステージ。それは、これまでの大物アナたちが辿った「日テレへの黄金ルート」になりそうだ。

日テレ「土曜夜10時」の顔へ

 一部報道によると、和久田アナは2026年4月から「土曜午後10時の報道番組」のメインMCに就任する予定だという。

「日テレでは『真相報道バンキシャ!』以来となる、実に24年ぶりの新報道番組となるようです。これまで同枠はドラマ帯でしたが、日テレが報道を強化する中で、和久田アナという“最強のカード”をぶつけてきた形ですね。それにしても、NHKのエース級アナが退局後に日テレに流れるケースが多いですね」(スポーツ紙テレビ担当記者)

 2018年、27年間勤務したNHKを退職した有働由美子アナは『あさイチ』の顔から日テレ『news zero』へ。

 さらに『ニュース7』や『クローズアップ現代』を担当し、33年間NHKを代表するアナウンサーを務めた武田真一アナも、2023年に退職後『DayDay.』の顔となった。

「有働さんは担当番組を持つ前、NHK退職後初めての民放出演が日本テレビの『PON!』(VTR出演)と、これも日テレでした。『news zero』の活躍ぶりが根付き、すっかり日テレの顔になったのはいうまでもありません。

 “NHKの正解”とも言われた武田アナも、『DayDay.』に定着し、硬派なニュースだけでなく、バラエティー豊かな話題にも対応する柔軟さを見せ、日テレ系のクイズ番組にも多く出演しています」(同前)

キャリア、紅白司会、ノースキャンダル

 そんな流れからの、和久田アナの日テレ報道番組担当報道は、さらに「NHK→日テレ」が加速している印象を受ける。

 3人の共通点として浮かび上がるのは、NHKの顔としての十分すぎるキャリア、『紅白歌合戦』の司会者経験、清廉性が求められるNHKにおいて長年トップを走り続けたプロ意識の高さからくるノースキャンダル。

長きにわたる恋が終わった──? 直撃を受ける有働由美子(2022年8月)

「これらの“信頼”を買いたい日テレと、自由を求めるアナウンサー側の思惑が一致したと言えます。和久田アナの日テレ新番組が確定であれば、彼らはフリーになってから仕事を探したのではなく、日テレが枠を用意して待っていた、という共通点もあります」(同前)

 NHK出身者が持つ、圧倒的な信頼感とアナウンス技術は、スポンサー企業からの評価も極めて高いことだろう。両者にとってwinwinなのは間違いない。

 土曜夜10時、安住紳一郎アナの『情報7daysニュースキャスター』(TBS)と同時間帯の新番組、両者の対決は大きな注目を浴びそうだ。