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 4月4日の放送から『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の新司会に抜擢されたV6・井ノ原快彦。

「愛川欽也さんは2月上旬に体調を崩して番組を欠席。峰さんが代わりの司会を務めていましたが、下旬には愛川さん本人から局に降板の希望が伝えられていたそうです。最後となった出演を収録したのは体調を崩す前。番組スタッフは復帰を願っていたのですが、そのまま降板となってしまいました」(テレビ局関係者)

 だが、同長寿番組には峰竜太だけでなく、自身のコーナー『薬丸印』も持つ薬丸裕英もレギュラー出演中。そんな彼らを差し置いて、どうして井ノ原に白羽の矢が立ったのか。

「峰さんや薬丸さんが司会だと、番組の見栄えが単なる“愛川さんがいないアド街”になってしまう。そこで井ノ原さんという新顔を迎えることで新陳代謝を図ったのでしょう」(テレビ誌ライター)

 さらに井ノ原の実績も、キャスティングの理由だとも。

「井ノ原さんが司会を務めている『あさイチ』(NHK)は、主な視聴者が30代から40代の主婦層。実は『アド街』も番組がスタートした当初は同じ年齢層だったのですが、20年たった今、それが50代から60代に上がっています。そこで井ノ原さんを新たに迎えて、視聴者層も若返らせたいという狙いなんです」(前出・テレビ局関係者)

 しかし、和田アキ子の隣などで“サブ慣れ”しているだろう峰はともかく、ジャニーズの後輩に番組メーンのイスを奪われちゃった薬丸の胸中は?

「それが全然、気にしてないようです(笑い)。というのも薬丸さんは現在、同じテレ東で昼の帯番組『なないろ日和!』の司会で月曜から木曜の生放送にも出ています。仕事がないのは嫌だけど、ありすぎるのも嫌とか。井ノ原さんが司会になってくれて、内心はホッとしているみたいです」(芸能プロ関係者)

 テレビ東京宣伝部にも井ノ原快彦の起用について尋ねると、

「ズバリ、番組の若返りです。井ノ原さんは好感度も司会者としての実力もあるのでオファーいたしました」