前参院議員の大椿ゆうこ氏(公式Facebookより)

 4月6日、社民党の党首選挙の決選投票の開票が行われ福島瑞穂氏が選出された。その後に行われた就任会見でハプニングが起こり話題を集めている。

福島瑞穂党首が再選したが…

「社民党の党首選には福島氏のほか大椿ゆうこ氏、ラサール石井氏の3名が出馬。3月に行われた投開票では、有効投票数の過半数を満たす候補者がいなかったため、福島氏と大椿氏の決選投票となりました。そこで福島氏が勝利し、会見に臨むことに。その場には大椿氏とラサール氏も同席していたのですが、記者が2人にコメントを求めようとしたところ党事務局の司会者が、福島氏への質問に限ると遮ったのです」(全国紙政治部記者、以下同)

 これに憤慨したのが大椿氏だった。

「大椿氏は『(候補者を)もう少し平等に扱ったらどうですか』と主張するも、司会者は『ちょっと静かにしなさい』と許しませんでした。福島氏も『今日は私の党首の就任の記者会見なんで、私がお答えをしたいという風に思っています』と主張すると、大椿氏は憮然とした表情で無言のまま会見場を立ち去りました」

 新党首就任会見のおめでたい場が一気に“修羅場”と化してしまったわけだが、ネット上では呆れ気味の声も少なくない。

《理性も感情もコントロールできない社会不適格者でただのモンスター》

 といった大椿氏の行動を批判的に捉える声のほか、

《大椿氏、ラサール石井氏も同席して福島氏による新党首会見って普通に考えれば、同席者として発言しないほうが不自然では? 発言させないのを前提とするなら、最初から新党首の福島氏のみの会見の方が妥当では?》

 といった社民党側の対応を問題視する声も聞かれる。

 今回の騒動の背景には、新党首に選出された福島氏が“圧勝”ではなかった点が関係していると指摘するのは政治ジャーナリストだ。

「決選投票は4月4日から5日にかけて投票が行われ、6日の開票では福島氏が2364票、大椿氏が1792票を獲得し、およそ500票差となりました。少なくない党員が、大椿氏を支持していたとわかります。当然ながら、今回の会見の場でも大椿氏へコメントや意見を求めるのはあり得る流れだったものの、それを一切許さない党事務局の姿勢は問題があったようにも見えますね」

 少数政党として一致団結しなければならないはずなのに、新党首の会見で混乱ぶりを見せてしまった社民党。今後が思いやられるところだ。