京都府南丹市で同市立園部小学校6年の安達結希(ゆき)くんが、登校中に行方不明となってから半月が過ぎた。京都府警は4月7日、自宅近くの山中を約60人態勢で捜索したが、有力な手がかりは見つかっていない。
結希くんの学校は謝罪
結希くんが行方不明となったのは、3月23日の午前8時ごろ。
当時5年生だった結希くんは、1つ上の学年の卒業式に出席するために登校したという。しかし、校舎から約200メートル離れた学校の駐車場で父親の運転する車から降りたあと、行方がわからなくなっている。
「行方不明が判明した後に家族が110番通報し、25日には府警が結希くんの顔写真や当日の服装などを公開。現在まで、延べ約700人の警察官らを投入し捜査に当たっています。29日には学校から約3キロの山中で結希くんのリュックが見つかりましたが、それ以上の手がかりは今のところありません」(地方紙社会部記者)
学校の防犯カメラには結希くんと確認できる姿は映っておらず、徒歩で通学していたほかの児童や保護者からの目撃情報もない。駐車場から校舎までの200メートルの道のりの、どこでいなくなってしまったのか……。
園部小学校は4月6日夜に保護者説明会を開催し、結希くんと同じ新6年生の保護者約50人が出席したほか、オンラインで40家庭以上が参加。説明会では、学校側から行方不明当日の経緯や今後の安全対策の説明がおこなわれた。
学校側はまず、結希くんが行方不明になった日に保護者への連絡が遅れたことを謝罪。担任が結希くんの不在に気づいたのは午前8時半ごろだが、親へ連絡をしたのはその約3時間後の11時45分ごろだったという。
山中で発見されたリュック
担任は卒業式のために忙しく動いており対応が遅れてしまったこと、翌24日の欠席連絡があったため“日付を1日間違えているのかも”と思い込んでしまったことが理由だと説明している。
「学校がすぐに連絡していれば……との気持ちもありますが、気になるのは山中で見つかったリュックです。このリュックにはいくつか不審な点があり、まず見つかった場所は、それまでにも何度も消防団や警察が捜索していたエリア。地元の消防団長も“前回捜索時はそこになかった”と証言しています。このことから、誰かが人為的に置いた可能性も考えられています」(前出・社会部記者)
さらに不可解なのは、リュックの状態だ。
結希くんの失踪からリュック発見の29日までの間、現地では雨が降った日があった。にもかかわらず、リュックは汚れておらず乾燥した状態だったのだ。
4月7日、京都府警による捜索は結希くんの自宅に近い山中の別荘地に。朝から夕方まで集中的な捜索がおこなわれ、府警の刑事や鑑識も参加したという。それでもなお、結希くんの行方に繋がる手がかりは見つからず。連日報道されるニュースに「どうか無事見つかって……」「お願いだからただの家出であってほしい」と無事を祈る声が多い中、捜索は継続されている。
