4月6日に行われた、社民党・福島瑞穂氏(70、福島みずほ)の新党首就任会見が荒れに荒れた。決選投票の末に敗れた大椿裕子氏(52、大椿ゆう子)が発言を許されず、ダンマリを決め込んだラサール石井氏(70)。そんな“トップ3”に、ネットでは《コント社民党》などと失笑されーー。
再選挙で大椿氏に約500票差をつけて、自身9回目の社民党の“顔”としてのスタートを切った福島氏。ところが6日の就任会見では、報道陣からコメントを求められた大椿氏が党の司会者に発言を遮られるなど、記者や党員らも巻き込んでの荒れ模様に。
「もう少し候補者を平等に扱ったらどうですか」
偏る司会に不満を漏らすも、やはり発言できない大椿氏。するとーー、
「きょうは私の党首の就任の会見なので、私がお答えしたいと思っています」
福島氏がマイクを持って答えると、大椿氏は憮然とした表情で席を立って会場から退出してしまったのだ。
この間をじっと着席したまま、あちこちに視線を泳がせるも何かを押し込むような表情で黙り込んでいたラサール氏。
“実施本部”が全て決めていること
会見スタート時には笑顔を見せていた3者だが、一転して殺伐とした“内紛劇”を繰り広げた面々に、ネット上では《まるでコント》《コント社民党》などと、ラサール氏が所属する「コント赤信号」に準える声も噴出したわけだ。
そんな荒れた就任会見から2日後の4月8日、今度こそ“単独”での党首記者会見に臨んだ福島氏。記者からはやはり、就任会見に関する質問が集中した。なぜ、大椿氏ら候補者を“排除”するような進行になったのか。
「私は党首選挙と、党首記者会見をどうするか。あの場にもいましたが、“実施本部”が全て決めていることで、机の配置とか細部を全て決めていたことを後で全部報告を受けて、報告というか教えてもらいました」
福島氏によると、同氏は「当選者」として呼ばれて会場に行っただけで、会見は「党首選実施本部が仕切っていた」と説明。後になってから、
「その場で実施本部と話しをして、“こうすればどうですか”といった配慮をすればよかったかな、と思っております。だから、その点についてお詫びをするということです」
その後も「福島氏は関わっていないのか、意思は入っていなかったのか、口は出していないのか」などと、福島氏の“指示”を問われるも、
「実施本部が最終的に決めていることです」「全て実施本部が決めることで尊重している」「実施本部の判断を私が左右できることではない」
何度も「実施本部」を繰り返しては関与を否定したのだった。すると福島氏の単独会見と同時刻ーー。
福島氏は実施本部に応じなかった
【3人で会見する様に最後まで福島さんに働きかけていたと、党首選実施本部長から直に聞いたけれど。】
自身のXにて、福島氏の会見投稿を引用してポストした大椿氏本人。福島氏が言う「実施本部」の部長が、福島氏に対して「3人で会見」するよう求めていたことを暴露したのだ。4月7日にも、
【福島党首が、選挙実施本部の粘り強い働きかけにも応じず、当選者単独での記者会見に拘り続けた結果、私たちには発言の機会を与えない記者会見となりました。】
などと就任会見の内情を明かし、あくまでも福島氏の“関与”があったとする大椿氏。
トップを争った2人による「実施本部」をめぐる意見は食い違ったままと、しばらくは続きそうな“内紛”。党員が切に望んでいるのは、ラサール氏からの「これはコントです」なるネタバラシだろう。
