今年2月6日から22日まで開催されていた、ミラノ・コルティナオリンピックでは日本勢は合計24個のメダルを獲得した。スピードスケート競技の“生きる伝説”高木美帆は個人種目の女子500メートルと1000メートル、そして団体パシュートの3種目で銅メダルに輝いた。オリンピックで通算10個のメダル獲得は歴代3位となった。
94年の黄金世代に感謝
そんな高木は3月に行われた世界選手権を最後に現役を引退。4月6日には、都内で引退会見を開いた。
「会見にはスノーボードの平野歩夢選手がサプライズで駆け付け、花束を渡していました。平野選手は“同じ競技者として僕が理解できないぐらい自分との闘いだったり、大変なところもあったのかなというところは、すべては分かり切れないけど感じてまして…”と思いを寄せていました。
一方の高木さんは“平野選手と同じ所属先で戦えるということは私のひとつの誇り”とし、“文字通り死ぬ気で競技に挑まれている姿を遠くで見ていて、私もこのままではいけないなと何度も思ったので本当に感謝しています”と話していました」(スポーツ紙記者、以下同)
この会見で高木が感謝を述べていたのは、平野だけではなかった。
「高木さんは1994年生まれで、同世代にはメジャーリーグで活躍する大谷翔平さんや鈴木誠也さん、フィギュアスケートの羽生結弦さん、競泳の瀬戸大也さん、バスケットボールの渡辺雄太さんなど、様々な競技において、その活躍が目覚ましい、まさに“黄金世代”。
高木さんはそんな94年世代のアスリートたちから、“たくさんの刺激をもらった”と説明。さらに、“若い頃は私も負けないぞってなることが多かったですし、年齢を重ねると、みんなが頑張っているから私も頑張ろうと思えた。恵まれた年代に生まれたと強く感じています”と感謝を述べていました」
すべてが私の宝物
引退会見のあと、高木は自身のインスタグラムを更新。そこでは
《決して楽しいことだけではなかったスケート人生 それでもここまでこれたのは、みなさんと出会えたからだと このメダルたちが物語ってくれているように感じます。 その過程全てが私の宝物です》
など、これまでの思いを綴っていた。
この投稿に対しては、
《本当にお疲れ様でした》
《美帆ちゃんの10個のオリンピックメダル尊すぎる》
《とうとう94年組の最後の砦が…寂しいけれど、心からのリスペクトと「お疲れ様」を送ります!》
と、労いのコメントで溢れていた。
高木の次なる“航海”も楽しみにしたい。
