高速バス(イメージです) 撮影/編集部

 3月15日にJR東日本が約40年ぶりに運賃改定。平均で7.1%もアップし、利用者から悲鳴が上がっている。航空燃料の価格高騰により、スカイマークは国内線で燃油サーチャージの導入を検討していると明らかにするなど、物価高が止まらない。

いままででいちばん安く取れて神」の声も

 そんな中、時代と逆行しているかのような高速バスの値段が話題を集めている。

《今月に入ってまた高速バスが値下がりしてます。東京=大阪:1,520円〜 東京=宮城:1,985円〜 東京=愛知:1,615円〜》

 この投稿は4月10日現在181万回表示されており引用欄では、

《これもうボランティアだろ》
《いままででいちばん安く取れて神》

 と安すぎるという声から、

《正当な料金を取って当たり前に会社を運営してきちんと乗客を安全な状態で送り届ける体制にして欲しい。こんな運賃でまともな訳ないべ》
《10年以上前の閑散期と同じ値段ってヤバいわけだけど 運転しないと運転士の仕事が無くなるからこんな事になってるらしいよ 乗って残そう夜行バス》

 と、安い裏にはさまざまなカラクリがあるのではという指摘も。

価格破壊と話題のさくら交通の4月の高速バス価格(公式サイトより)

 中でも価格破壊と話題になっている「さくら観光」に、4月に入って値段が安くなっている理由を聞いた。

4月は観光業界の閑散期にあたるため、競合会社の価格も参考にして値段を設定させていただいています」(担当者、以下同)

 ガソリンなど必要経費が高騰しているが、

ガソリン代など経費の高騰を価格にも転換していきたいとは思っているが、競合会社との競争もあるので難しいところ。業界的に考えていかないといけない課題ではある

 と、価格設定の難しさを明かしてくれた。

例年4月から7月の夏休み前までは閑散期のため、他の時期に比べると安い価格になっています。ぜひこの機会にご利用ください

 どこの業界も需要が減ると価格を下げるしかないのが実情だ。価格が安すぎて運転士などの待遇面が心配な人は、この機会に高速バスを利用してみてはいかがだろうか。