千葉県・市川市動植物園のアイドル、ニホンザルのパンチくん(生後約8か月)。IKEAのオランウータンのぬいぐるみ、通称「オランママ」を健気に抱きしめる姿が世界中で話題になったが、最近は“ママ離れ”が進んでいるという。
オランママ卒業か
暖かくなったこともあり、動物園のサル山は連日パンチくん目当てのファンが大勢詰めかけ、みんながその姿を見ることができるよう「10分ルール」(10分後に後方の人と交代制)ができたほど。かつては24時間“オランママ”にしがみついていたパンチくんだが、最近の様子はどうなのか。
パンチくんウッチャーに話を聞いた。
「オランママを岩の上に置いたまま、ひとりで“冒険”に出る時間が増えましたね。岩場を駆け回ったり、ほかのお猿さんと遊ぶ時間も見られわんぱくになっているように思います。それまでは常にオランママと一緒で、どこに行くにもママの手を引っ張り、引きずって歩いていましたから」
あれほど“ママ”と一緒だったパンチくんも、仲間のサルと遊ぶことが増えたという。
今後、同じサル山で仲間と仲よく生活する上では「よろこばしいこと」とはいえ、「パンチくんとオランママ」のツーショットをまだまだ見たいと思うのがファンの本音。
パンチくんがママと触れ合うタイミングはいつなのだろうか?前出のウォッチャーがシャッターチャンス3つの狙い目を教えてくれた。
「ママと触れ合うことはまだありますよ。1つ目はお昼寝タイムでしょうか。遊び疲れるとママのところに行き、顔を埋めてスヤスヤ眠るときもあります。2つ目はちょっと不安なとき。例えば大きなサルに驚いたり、周囲が騒がしくなると慌ててママに抱きつきに行きます。そして3つ目は夕方。1日の終わり、心細くなったりするとママを抱えて行動するので、夕方の時間帯がいちばんママと一緒にいるような気がしますね」(前出のウォッチャー)
とはいえ、以前より明らかにママといる時間が減っているパンチくん。
ママがいなくてもわかるパンチくんの特徴
SNSでは《オランママに会えなかった》《ママがいなくてももう平気だね》《ついにママ卒業?》と、一部ではママと一緒にいなくても、パンチくんを見つけられた人もいるが、《ママがいないと、どの子がパンチくんかわからない!》というように、オランママがトレードマークになっている人も。
そんな“パンチ迷子”の人のために、前出のファンに見分けられるポイントを聞いてみた。
「SNSなどで見ている人はもうお気づきだと思いますが、ほかのサルよりも毛の色が濃いです。ほかの子と並んで座っていれば一目瞭然ですよ。そして人工保育で育ったことも影響しているのか、同じ時期に生まれた子ザルたちよりも少し小柄ですね。
そして、もしかしたらこれが一番わかりやすいかも(笑)。サル山を囲むお客さんのカメラのレンズやスマホが一斉に向いてる、その先にいるのがパンチくんです!」
ママと一緒、もしくはひとりタイム。“サル社会”に馴染もうと一生懸命頑張っている今が、どちらの姿も見ることができる貴重な時期かもしれない。
世界中の《#がんばれパンチ》は、まだまだ続きそうだ。
