3月23日から行方が分からなくなっていた京都府南丹市在住の11歳の男児・安達結希さん。4月13日に市内の山林で子どもと見られる遺体が見つかり、翌日に結希さん本人と確認された。
義理の父親に逮捕状請求
3月29日に結希さんが所有していたとされる黄色いランリュック、12日には黒い靴が見つかり、13日に遺体が発見されたが、複数の不可解な点が指摘されている。
「3月23日に行方がわからなくなってから、雨天を挟んでいたにもかかわらず、黄色いランリュックは全く濡れておらず、ご遺体は枯れ葉等がかぶさっていないなど、不可解な点があったのです。
さらに、3月23日は父親が学校周辺まで結希さんを送ったといいますが、周辺の防犯カメラに結希さんは映っておらず、目撃情報もなかったのです。いったい、結希さんの身に何が起きたのか」(地方紙社会部記者、以下同)
結希さんが通う南丹市立園部小学校は、児童の心の安定を最優先し、14日を臨時休校に。15日からは登校が開始となっていたが、引き続きカウンセラーと連携し、心のケアに務めるという。そんな中、4月15日、警察は死体遺棄容疑で結希さんの自宅の家宅捜索を開始した。
「状況証拠から、地元住民の中には“ご家族が怪しいのでは”と見ていた人も多かったようですね。15日からは家宅捜索と並行し、両親を含む複数の親族を参考人として事情聴取を開始。捜査は核心へと踏み込みつつあります」
同日、22時過ぎ、警察は父親の逮捕状を請求。事件解決へと歩を進めた。捜査関係者は次のように話す。
「当初から、父親の証言には矛盾が生じており、不自然と見ていました。父親は事件への関与を認める供述をしており、容疑が固まったとして逮捕に踏み切るようです」
親族への事情聴取では父親だけが長引き、長時間話を聞いていたとみられている。
地元住民は結希さんの家族について次のように明かす。
「結希さんのご両親は再婚同士で、昨年末に籍を入れています。ふたりは同じ職場の同僚で、出会った当時、義父には奥さんがいたようで、周囲は母親に“やめておけ”と注意していたといいます」(60代の地元住民男性)
結希さんが行方不明になって以降、父親がその姿を探す様子があったというが――。
「父親はひとりで行方不明の結希さんのチラシを飲食店に持ち込み、“これ貼ってください”と配っていましたよ。
ただ、慌てる様子もなく、どこか落ち着いた感じで…。あまりにも普通すぎた印象です。地元の消防団に捜索をお願いしたときも、母親が泣き崩れる一方で、父親はダンマリだったと聞いています」(50代の地元住民男性)
父親の逮捕によって大きく動き出した事件。結希さんの身に何が起きたのか、事件の全容は――。
