こいつが動く?大阪万博でも活躍した『ガンダム』

 4月21日に『Netflix Japan』公式Xで、ついに“禁断”のアニメ実写化が発表された。

【Netflixが配信を手がける 『ガンダム』シリーズ初実写映画 製作開始!】

 1979年の放送スタート以降、ロボットアニメの“金字塔”として日本だけでなく、世界中のファンから愛される『機動戦士ガンダム』。その「ガンダム」を題材にした実写映画を製作、ネットフリックスで配信される。

 4月からオーストラリアで撮影スタートし、劇中に登場する主なキャスト11名も明かされた。ネットフリックスといえば、原作漫画やアニメが大人気の『ONE PIECE』も実写ドラマ化し、2026年にはシーズン2を配信するなど好評を得ている。

 それだけに《47年の歴史が新たに動き出すのが楽しみ》《世界基準のガンダムが見られると思うとワクワク》《期待できるし、女性主人公というのが現代っぽくていい》などと、X上ではガンダムファンだろうか、期待する声も多い。

 一方で、ストーリーを進めるキャストの面々には一抹の不安も。

《この中でアムロは誰??》
《シャアとかアムロとか出ないんかな?ガンダムなのに少年がいない…》
《まさか髭面がアムロ!? 一番最初の子がセイラさん? シャアはどこ??》

アムロとセイラは“アラサー”設定か

 主演が発表されたのは、たびたび炎上騒動を起こすハリウッド女優のシドニー・スウィーニーと、くるくるパーマと蓄えた髭が印象的な俳優のノア・センティネオ。前者は28歳、後者は29歳とともにアラサーだ。

 地球連邦軍とジオン公国による、いわゆる“1年戦争”を描いた『機動戦士ガンダム』主人公のアムロ・レイの設定年齢は16歳で、ヒロインのセイラ・マスは17歳と、センティネオやスゥイーニーが演じるのは無理があるように感じる。

 そのほかのキャストも、ホワイトベース艦長のブライト・ノア役とも思える俳優をはじめ、なんとなく主要登場キャラクターに当てはまるものの、みなが少年少女の設定年齢よりも年上に見えるがーー。

Netflix公式Xが発表した実写映画『ガンダム』のキャスト、忽那汐里の名前も

「おそらく公式でも“ガンダムシリーズ”と位置付けたように、初代ガンダムの世界観である“宇宙世紀”の戦争を忠実に再現するのではなく、“ガンダム”のパッケージを借りたオリジナルストーリーとして製作するのだと思います。

 そして登場人物の設定年齢やバックグラウンドは違えども、劇中では“アムロ”や“セイラ”を名乗る、またそれらしきキャストはまだ見当たりませんが、公開が近づけば“シャア”役も解禁される可能性はあります」

 海外ドラマ事情に詳しいエンタメライターが考察するように、ネットフリックスのXでも、

【地球とスペースコロニーとの間で 数十年にわたって続く戦争を舞台に 敵対する陣営に分かれたライバル同士の パイロットたちの姿を描き出す。】

最新技術を駆使したSFロボット映画

 ガンダムでの“1年戦争”ではなく、「数十年にわたって続く戦争を舞台」とある。やはりオリジナルストーリーで描かれる、アニメ設定とは違った「ガンダム」になりそうだ。ただ前出のライターは製作における懸念点も挙げる。

「製作するレジェンダリー・ピクチャーズは『GODZILLA ゴジラ』や『ジュラシック・ワールド』シリーズといった、CGやロボット技術を駆使したSF系映画が得意だけに、ガンダムの機体やモビルスーツ戦、世界観はリアルに描かれるでしょう。この点は非常に楽しみです。

 と思えば、センティネオも出演する『ストリートファイター/ザ・ムービー』(2026年公開)のように、時にコスプレ感あるツッコミどころ満載の作品を製作するのも事実。はたして仮面をつけたシャアがどう演出されるのか、ここも楽しみな点ではあります(笑)」

 はたしてアムロやシャアが登場するのか、それとも完全オリジナルストーリーなのか、どちらにせよ実写版『ガンダム』に期待したい。