『東映ゲームズ』(左)と『サンリオゲームズ』(公式サイトより)

 4月21日、『ハローキティ』をはじめとする450以上のキャラクタービジネスを展開する株式会社サンリオが、新たにゲーム事業への参画を表明した。

サンリオと東映がゲーム事業に参入

「サンリオは初の自社パブリッシングによるゲームブランド『サンリオゲームズ』を立ち上げると発表しました。今年の秋には、第1作目タイトルとして『Nintendo Switch/NintendoSwitch 2』用のパーティゲーム『サンリオパーティランド』の発売も告知し、ビジュアルも公開。今後3年間で、約10本のリリースを予定しているそうです。

 これまでもサンリオ発のキャラクターを題材としたゲームは発売されていますが、今年からは自社主導での開発にも乗り出す形です。ただ、今後もゲームのライセンス事業は継続していくそうです」(ゲームライター、以下同)

『サンリオパーティランド』は、サンリオキャラが登場する町にユーザーが入り込み、キャラクターたちとミニゲームやボードゲームを楽しむというコンセプトで、その“没入感”が大きな魅力となりそうだ。

『サンリオゲームズ』(公式サイトより)

 一方で同日、映画の製作や配給などを手掛ける東映株式会社もゲームブランド『東映ゲームズ』の設立を発表。

「こちらは最初にPCゲームを展開予定で、その後、『Nintendo Switch』や『プレイステーション』などの家庭用ゲーム機向けのタイトルの開発を進める方針です。初期作品は既存のコンテンツではなく、全く新しいものになるそうで、そのタイトルは4月24日に発表される見込みです。

 同日には、ピクセル調のブランドロゴや、お馴染みの“荒磯に波”のオープニング映像を公開され、そのクオリティの高さに早くも期待の声が上がっています」

2大企業、両社の“強み”

 サンリオと東映という2大企業のゲーム事業参入に、ネット上では、

《これやるためにSwitch2欲しいポム絶対かわいい欲しすぎる》
《めっちゃやりたい!ギョドン使う!》
《えー!めちゃくちゃかわいい!!!》

 と、『サンリオパーティランド』の発売を待ちわびるファンの声が上がる一方で、東映に対しても、

《ドット絵もロゴもとてもかわいくて素敵ですね!》
《このセンスの良さよ 期待してるし応援したい》
《第一弾が気になる ワクワク》

 など、こちらも注目を集めている。

『東映ゲームズ』(公式サイトより)

「サンリオはキャラクターごとのゲームを展開できるでしょうし、何よりファンが求めているのは、“サンリオ”という唯一無二の世界観を体現したゲームが現れることなのでは。そういう意味では、1作目のコンセプトは的確で、大ヒットも狙えると思います。

 東映はまだ全容が明らかになっていませんが、“特撮”や“仮面ライダー”のほか、子会社の東映アニメーションが手掛ける作品の“ゲーム化”を望む声が上がっています。

 どちらもこれまでに積み上げてきた実績は十分にありますから、ゲーム事業がどのように展開していくのか、注目したいですね」(前出・ゲームライター)

 異なる強みを持つ2社の参入。今後の国内ゲームシーンにどのような変化をもたらすのだろうか。