4月23日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)にて、元テレビ朝日の玉川徹氏と千葉商科大学の常見陽平教授が“バトル”を繰り広げ話題となっている。
「若者の働き方」をめぐって激論に
事の発端は、現代の働き方に関する特集だった。
「番組では特集内で、今年4月に入社した新入社員の一部がすでに辞め始めていると紹介。上司が部下に対して過剰な配慮をおこなった結果、成長の機会を奪い精神的な負担を与えてしまう『ホワイトハラスメント』などの問題についても取り上げ、コメンテーターの玉川さんに意見を求めました」(テレビ誌ライター)
玉川氏は、「生き残る人間は生き残るしとしか思わない。温かく迎え入れても辞めるやつは辞めちゃうし」とコメント。
さらに、「それよりも社会がものすごい勢いで変わっていく。技術がね。あなたがた、それでこれからの世界に対応していけるんですか? ということしか思わない」と突き放した。
「玉川さんは1989年にテレビ朝日に入社し、2023年に定年退職しました。今よりずっとハラスメント行為が横行していた時代から1つの会社で働き続けてきた玉川さんにしてみれば、怒られても優しくされても嫌だという一部の若者の考えは理解し難いものがあるのでしょう」(テレビ局関係者)
これに常見教授は「精神論で世の中を見てはいけない」と反論。
「普遍的な仕組みを見いだしていかないといけないし、そうでないと日本の職場が不幸なままになる。そこで苦しい思いをするのは若者」
だと熱弁した。
羽鳥アナが制する事態に
玉川氏はどの世代も苦しい思いをしていると主張し、「今の世代だけ苦しい思いをしているっていうのは、むしろ甘やかしているんじゃないの?」とピシャリ。
これに対して、常見教授が
「苦しさの種類が違う。そもそもハラスメントがこれだけ容認されていた社会っておかしいと思いませんか?」
「若者苦しいぜ、働く人苦しいぜっていうのが、労働社会をおかしくしている」
などと告げると、玉川氏は「昔から苦しかったですよ」と切り捨てた。
最終的に、ヒートアップした常見教授は玉川氏に「会社とか社会の取り組みをそんな簡単に否定していいんですか?」と詰める形に。玉川氏と羽鳥慎一アナから「否定はしていない」と制されたところで、常見教授は「(コーナーを)いきましょうか。すいません」と、急に冷静さを取り戻した。
結果、玉川氏は「なんでそんなに突っかかってくるのかな」と首を傾げてぼやくことに。
2人の激しい応酬はネット上で話題となり、常見教授の意見には「入社時点では無知で社会に対応できてなくても、それを世の中に適応させるのが指導」「正しいと思うし爽快でした」「ハラスメントする側の人間に常見教授の意見は響かないだろうけど、だからといって主張をやめてはいけない」といった声が。
しかし、今回はいつも炎上しがちな玉川氏にも珍しく賛同の声が多い。
「個人差はあれど、ぬるま湯で培養されてきた世代。努力もしないで成長するとでも思ってるんだろうね」「厳しさの中で忍耐力や経験を養うことも必要な成長だと思う」「若い人に耐性がないのは事実」「玉川が珍しく常識のある人に見えた」「いつの時代も、程度や種類は違えど辛いことはある」など、共感する意見が多く寄せられている。
『ホワイトハラスメント』とまで言われる指導方法は果たして正しいのか? 働き方の問題については、今後も冷静に議論を重ねていく必要があるだろう。
