京都府南丹市の山林で、同市立園部小学校の安達結希さん(11)の遺体が見つかった事件。死体遺棄の疑いで逮捕された結希さんの養父・安達優季容疑者が、京都府警に対して「(結希さんを)学校に送った後、公衆トイレに寄った」と説明していたことが判明した。
公衆トイレは「隠すこともできる」
公衆トイレは容疑者の自宅から北西に約2キロ、学校の南西約9キロ地点で、通学路の道中にある。
「遺体発見前の時点で、安達容疑者は公衆トイレに寄ったことを供述していたそうです。また、その前後の時間帯に、関係先に“子どもがいなくなった”と連絡していたことも判明。結希さんは3月23日の朝まで生きていたことが確認されていますが、学校の防犯カメラに映っていたのは、容疑者のものとみられる車のみ。
府警は、安達容疑者が学校近くまで結希さんを連れて行った後、そのまま降ろさず移動したと見ています。遺体は山林で見つかりましたが、一時的に公衆トイレにも遺棄されていた可能性があるとのことです」(全国紙社会部記者)
このトイレについて、園部町の住民はこう語る。
「誰でも使える公衆トイレですが、平日に使用する人はかなり少なく、1日に数人ぐらいかと。個室は、上に大人ひとりが入れるぐらいの隙間があります。中に遺体を入れて放置し、内側から鍵をかけて隙間をよじ登って出れば、ここに隠すこともできるでしょう」
警察が捜しているのは
これまでの捜査では、結希さんが行方不明になった3月23日、安達容疑者がスマートフォンで死体遺棄について検索した履歴があったことも発覚している。
遺体を移動させた経緯の解明が進められる中、現場では新たな動きが。
「4月22日、遺体が遺棄された現場近くの池で、警察による捜索が行われました。この池は、安達容疑者の自宅近くと園部小学校を結ぶ国道沿いにあり、遺体発見現場から約1.8キロの位置。警察は水中ドローンや水中スコープを使用して池の中を入念に調べていて、結希さんの遺留品を捜索しているようです」(同・社会部記者)
警察の捜査について、現場周辺からはこんな話も。
「池のあたりは、4月21日から捜索しているようですね。ボートも使用して池の底まで調べているので、捜しているのはおそらく水に沈むような重さがある物でしょう。当初は、行方不明になった3月23日、結希くんが携帯電話を持っていなかったからGPSで位置情報を確認できなかったとされていましたが、お父さんの供述はもう信用できませんからね……。
警察はもしかしたら、結希くんのスマホを捜しているのかも。なんにせよ、ここまで捜索するということはよっぽど重要な遺留品なのでは」(近隣の住民)
結希さんがスマホを所持していたかは定かではないが、もし住民の見立てどおりであれば、事件の解明に向けて大きな手掛かりとなる。真相が明らかになる日は――。
