─舞台『新宿発8時15分』が4月に開幕しました。
「ミュージカルなので歌あり、振り付けあり、お芝居あり、そして着替えの段取りまであったりして、稽古期間は結構バタバタでしたね。キャスト15人で100役くらいやるんです。みんなステージで自分で着替えるので、1人がタイミングや小道具1つ間違うと他の人にも影響が出てしまい大変なんですよ。
こんな舞台、僕は見たことがない(笑)。そんな状況でふと冷静に周りを見ると豪華なキャストの方ばかりで、その中に自分がいることを不思議に感じつつ、なんかすごいことになってるなと思いました」
僕は最初から最後までやりたい放題なんです(笑)
─5月に入ると大阪と福岡公演が始まりますが、今の心境は?
「2月から稽古をやってきたので準備万全ではあるし、5月いっぱいまで公演が続くので緊張していたら疲れちゃう。そう思うことが僕のやり方なんだと思います。
あれができてないかも、これは心配、なんて考えていると不安や緊張したまま本番に入ることになるので、直前になればなるほどリラックスをする。あとはみなさんと、とにかく楽しむ。なので楽しみです!」
─来年1月公開の主演映画『高校生家族』では、高校生役を演じます。
「かなり楽しみました。これまでも結構コメディーはやってきたけど、途中で“いつも以上に楽しいこの感じは何だろう?”と考えたら、『高校生家族』って家族が主人公だけど、その中でもやっぱり高校生の息子がメインなんですよ。
“晴れて高校生になったのに、家族も高校生になっちゃった”って話だから、軸は息子。今までやってきたコメディーだと、自分が軸になっていたからふざけながらも軌道修正したりしてたけど、今回はそのポジションに息子がいてくれるから、僕は最初から最後までやりたい放題なんです(笑)」
─そういう意味で、完全に振り切って楽しめた、と。
「そう、母親役の仲里依紗ちゃんと2人でやりたい放題。楽しさの理由はここにありました(笑)。120%楽しみました。そんな感じなのに、息子のイケメン同級生に『自分が高校生になったのは息子のことを考えての行動なんだ』みたいな話を熱く真剣にするんですよ。それもまたずるいでしょ(笑)。最高なのでぜひ見てください」
五月病を吹き飛ばせ! 僕のメンタルアップ術
「やる気スイッチが入った状態が平常心でできるような訓練を、日々しておけばいいと思う。いざスイッチを入れなくちゃというときに逆にスイッチを切るくらいの感覚になれば、変に気張ったりプレッシャーにならないんじゃないかな。
急にやる気を出そうと思うから、大変で対応できなかったりするので、普段から70~80%を保っておけば、“いつもどおり”でも全然いけるのかなって」
舞台『新宿発8時15分』5月1日〜17日まで大阪・SkyシアターMBS、5月22日〜30日まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。映画『高校生家族』2027年1月8日公開
取材・文/伏見香織
