逮捕容疑は2年前の2月下旬ごろにさかのぼる。
当時勤務していた千葉県松戸市内の障害児向け通所施設に通う女児(当時5)を毒牙にかけた。警視庁少年育成課は4月11日、わいせつ目的誘拐と不同意わいせつ、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで東京都八王子市に住む団体職員・後藤隆也容疑者(46)を逮捕した。
「保育園児や幼稚園児、小学生も性の対象だ」
「事件のあった施設は、すでに閉所しています。容疑者は通所児童の送迎などを担当する職員でした。このころは松戸市内のアパートに住んでおり、犯行当日の送迎は被害女児だけだったようです。送迎の途中、犯行目的で女児を自室に連れ込み、服を脱がせてわいせつな行為に及び、その様子をスマホで動画撮影した疑いが持たれています」(全国紙社会部記者)
後藤容疑者は「覚えていません」と容疑を否認する一方、「保育園児や幼稚園児、小学生も性の対象だ」と小児性愛癖を認めているという。スマホからは被害女児の動画のほか、別の複数の女児わいせつ動画や画像が見つかった。
「捜査のきっかけは昨年11月、容疑者に関わる情報提供があったことです。家宅捜索ではスマホ7台と女子児童用の下着、小児性愛癖をうかがわせるDVDを押収しています。警察はほかにも被害に遭った女児がいるとみて調べています」(前出・記者)
被害女児の母親は、
「娘に障害があるとわかったうえで、この子ならば何をしてもバレないと確信があったのでしょう。大切なひとり娘にこのようなことをして許せません」
などと話しているという。
女児は簡単な単語でしか会話ができなかったとされ、容疑者は信頼できる大人だったに違いない。立場を悪用して傷つけるとは何事か。
近隣住民が語る容疑者の様子
後藤容疑者は逮捕時、都内の別の児童関連施設に勤務していた。関東の私立大学を経て、保育士資格と幼稚園教諭の免許を取得。卒業後は幼稚園や児童養護施設など子どもに関わる職場を転々としてきたという。
住まいは八王子市内にある築数十年のアパートだ。
「すべて単身者用のワンルーム物件ですが、家賃約3万円は魅力です。住人同士の交流はなく、容疑者との接点はありませんでした」(同じアパートの男性住人)
低年齢の女児がアパートに出入りする姿は見かけたことがないという。
近所に住む男性は記憶をたぐり寄せて言う。
「この男、何度か見かけたことがあるな。どちらかといえば暗い印象だった。5歳の子に手を出すなんて許せないね。厳しい罰を与えてほしい」
アパートの別の男性住人は、
「お互いに挨拶したことはないですね。目が合ったこともないです。強いて言えば不気味な雰囲気の人でした」
とだけ話し、関わりたくない様子だった。
何のために、子どもと触れ合う仕事を選んだのか。
