4月29日、社民党が東京都内で定期党大会を開いた。そこで、新役員体制が発表されるも、その並びが波紋を呼んでいる。
党首選をめぐって、福島氏らと“一悶着”があった
「党首は2026年4月に行われた投票で再選を果たした福島瑞穂氏が務めますが、幹事長には2025年7月の参議院議員選挙で初当選を果たしたラサール石井氏が大抜擢されました。しかし、副党首を務めてきた元参議院議員の大椿裕子は副党首を外れる形となっています」(スポーツ紙記者)
大椿氏は党首選をめぐって、福島氏らと“一悶着”があった。
「党首選の結果発表会見で、発言を見られなかったため、大椿氏が怒りのあまり途中退席する場面が見られました。大椿氏は、同日のXで今回の党大会について《今回、私は常任幹事には選ばれませんでした。党首選で私に投票してくださった43%の党員と、とりわけ沖縄の民意を丁寧に救いあげる新執行部体制である事を願います》と背景の説明も行っています」(前出・同)
今後の社民党は福島党首とラサール幹事長による実質的な“2人体制”となる見込みだが、ネット上ではツッコミも相次いでいる。
《3人しかいないのに全然仲良く出来てなくて、よくこれで戦争より対話って堂々と言えるよな》
《ラサールがそういう立場の政党って…》
《これから福島、石井の夫婦漫才でドサ回りをして人気者になろう、ということですか? 》
2議席を保有するのみで“崖っぷち”状態
こうした声が聞かれる理由を政治ジャーナリストが指摘する。
「政党の幹事長は、国会運営や議案審議の指揮をおこなうほか、他政党との交渉なども行うため仕事は多岐にわたります。いわば、政治のプロでなければ務まらない重要な役目です。ラサールさんはタレントとしての知名度はあるのは確かですが、果たして激務である幹事長の仕事がこなせるかは疑問です」
現在、社民党は福島氏とラサール氏が参議院に2議席を保有するのみであり“崖っぷち”状態にある。
「政党要件の維持には、現職の国会議員が5名以上所属しているか、前回の衆院選か前回、前々回の参院選で2%以上の得票数を得る必要があります。2025年7月の参院選では2%を超えましたが、26年2月の衆院選では獲得議席ゼロ、得票率は1%台にとどまりました。今後は28年の参院選で2%以上の得票を得る必要がありますが“内輪揉め”が続いている現状では、きわめて厳しい戦いになると言わざるを得ません」(前出・同)
果たしてここから社民党が再生する可能性はあるのか気になるところだ。
