路線距離4.5km、茨城県佐貫駅から竜ヶ崎駅の3駅を走るローカル線・関東鉄道竜ヶ崎線に脚光が集まっている。
《吊り革がコロッケ。何言ってるか分からないと思うけど、吊り革がコロッケ》
イベント時に企画された「コロッケトレイン」
4月30日にXであるユーザーが写真付きでこう投稿すると、瞬く間に拡散。5月1日現在、330万回表示されるほど大バズりする結果に。
すぐさま関東鉄道公式Xも反応。
《あ、竜ヶ崎線です》
一連のやり取りにX上では、
《名物がコロッケだとリプ欄で知るww》
と、龍ケ崎市の名物が思わぬ形で広まる結果に。
同市はコロッケで町おこしをしており、2016年に同市で「全国コロッケフェスティバル」が行われた際、イベントを盛り上げるために実行委員会が企画。キハ2000系と呼ばれる気動車2両を「コロッケトレイン」として走らせている。
吊り革に使用されているコロッケは、本物から型を取ったというこだわりぶり。2両分の小判型96個、俵型60個を約4か月かけて制作したという。
コロッケトレイン、関東鉄道に聞く
話題を集めている「コロッケトレイン」について関東鉄道に話を聞くと、担当者は
「取り付けて10年経った今、突然話題になって驚いている」
と驚きを隠せない様子だった。
「『全国コロッケフェスティバル』が龍ケ崎市で行われる際に、取り付けたのがきっかけです。当時も中国のSNS・Weiboなどで話題になりましたが、海外の観光客が増えるというほどではなかったですね」
イベント終了後に1度は取り外されたものの、好評だったことですぐに復活したという。
「取り付けた当時は今ほどSNSが定着していなかったこともあり、反響だけでいえば今回の方が大きいかもしれません。竜ヶ崎線の知名度がアップして、竜ヶ崎線や龍ケ崎市に足を運ぶ人が1人でも増えたら嬉しいですね」
同じくコロッケで町おこしを行っている富山県高岡市、静岡県三島市と協力関係を結び、2009年に「コロッケの国 三国の共同宣言」を締結。「三コロ会」が結成して定期的にイベントを行っている龍ケ崎市。
「コロッケの日」である5月6日に特別イベントは行わないそうだが、お得な「竜鉄コロッケフリーきっぷ」で関東鉄道に乗って美味しいコロッケを食べに行ってみては?
