シリーズ最新作として4月10日に公開されるやいなや、その勢いはとどまるところを知らない公開中の映画『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』。公開27日間で観客動員数は740万人、興行収入も108.8億円を突破したことがわかった。
「いま映画館を独占しているのは『マリオ』と『コナン』でしょう。『マリオ』は“世界最強のアイコン”で前作は世界累計で2000億を超えるメガヒットでした。しかし国内の熱狂度は『コナン』が圧勝ではないでしょうか。昨年公開の『隻眼の残像』は147.4億円を記録しました。その前の『黒鉄の魚影』や『100万ドルの五稜星』も100億円を突破しており、これで4作連続の快挙になります」(映画ライター・以下同)
『コナン』PV解禁、リピーターの熱
今SNS上では「映画館で聴いたときも鳥肌だったけど、映像がつくとさらに泣ける」「エンドロールの余韻がすごすぎてまたチケット予約してた」などという、熱狂的なコメントが埋め尽くされている。
“コナン熱”にさらに油を注いでいるのが、日本が誇る歌姫・MISIAが歌う主題歌『ラストダンスあなたと』のミュージックビデオ解禁だ。
「7日、コナンの公式がこの主題歌PVを解禁しました。“千速の生き様と呼応するような静かな強さを湛えた楽曲とキャラクターたちの感情が交錯するエモーショナルな映像をお楽しみください”と書かれてあるとおり、千速の生き様が凝縮された映像と、MISIAの歌声がマッチしており、ファンの心を再度刺激した感じに仕上がっています」(同前)
すでに4月30日に公開されているMISIAのミュージックビデオには、フィギュアスケートの鍵山優真選手が出演し、MISIAの圧倒的な歌唱力と氷上を舞う鍵山選手の躍動感あふれる映像が「映画のスピード感とリンクしている」と話題になったばかり。
今回のPVは新カットと映画の名シーンの切り抜きとMISIAの歌声が混ざり、観るものの心を揺さぶる映像になっている。
主要キャラ活躍だけでなくその背景や、ふと見せる弱さ、さらにコナンに対し「少年、死んでも恨むなよ」と呟く名シーンの連発に、すでに映画を見た人たちが「もう一度観たい!」と思う仕上がりだ。
コナン映画の主題歌の力
「最近のコナン映画は、メインキャラクターの人気はもちろん、ストーリーの重厚さが大人世代にも刺さっている。リピーター、いわゆる“追いコナン”をするファンが非常に多いのが特徴です」(前出)
というように、PVの解禁でさらにリピーター熱に火をつけた形となっている。また、ストーリーだけでなく、コナン映画といえは主題歌の力もかなり大きい。
「映画『コナン』の主題歌は、スピッツやaiko、King Gnuなど大物アーティストが続きましたが、今年のMISIAさんはまさに真打ち登場といったところ。いまやコナン映画の主題歌は、その年の音楽シーンを占う重要なピースですからね。彼女の歌声が興収をどこまで押し上げるのか。200億という“未知の領域”も見えてきたかもしれません」(レコード会社関係者)
この週末、解禁されたPVを見て“追いコナン”をする人が増えそうだ。
